2024年度昇段レポート

昇段レポート年度別見出し

中川 和英

中川 和英
新段位 参段
所属 今庄
昇段審査日 2024年3月24日
審査会場 福井県南条武道館
黒帯授与日 2024年5月



昇段レポート

 【福井県本部の指導者の立場として、現在の課題と将来の展望について】
 この度は参段昇段審査の機会を与えて下さった坂本師範、山口本部長に心より感謝申し上げます。
今回昇段受審にあたり、30人連続組手をするか?組手無しの特別昇段か?どちらか選択するよう言われました。前回の弐段昇段審査から12年、私ももう48歳。今ならまだ身体が動く。動ける内は連続組手をやりたい。と思い30人連続組手をする方を選択しました。
 私一人ではこの参段昇段を完遂する事は不可能でした。同じく連続組手をすると決めた同志の内藤先生の存在。そして組手の対戦相手をして下さった先生方、道場生、またいつも一緒に稽古で汗を流している仲間がいたから成し遂げる事が出来ました。この場を借りてお礼申し上げます。
   空手を始めて25年。現在は嶺南支部長、そして武生道場・今庄道場責任者として道場生の指導を行っています。
 私はまず礼儀を守ることの大切さを教えます。空手道には「礼に始まり礼に終わる」という言葉があります。道場に入室の際は道場への感謝と敬意をもって礼をし、次に先生に、先輩に、同僚に礼をします。稽古中も先生や相手に対して敬意を払い、稽古後も同じです。そして送迎してくれた保護者への感謝も忘れてはいけません。空手は武道ですから相手に敬意を払い礼儀正しく振舞わなくてはいけません。それがないとただの暴力になってしまいます。沢山の技や素晴らしい技術、圧倒的な力を身につけたとしても粗暴であったり、非常識であったら誰からも相手にされません。単なる空手の強さなど何の意味もなさないのです。  大切なことは、創始者大山倍達総裁の提唱した「頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点とし他を益する」という極真精神を磯とし極真空手道を通じて空手の強さ、技術を求める過程で人間性を磨き、人格を高めることが重要であり社会貢献を遂行できる人間になることであると私は思います。
 次に道場生の目的・目標は様々です。組手が強くなりたい、型が上手くなりたい、体力をつけたい、身を守りたい、友達がいるから、親の薦め等・・・。 目的は違えど「好きこそ物の上手なれ」で空手を好きになってもらう事が上達の近道であり、長く続けてもらう重要な要素だと思います。飽きさせないよう色んな稽古メニュー・トレーニングメニューを考えて指導しています。空手の稽古やトレーニングはハードなのでそれを如何に楽しくできるかが重要です。道場内が明るく活気ある雰囲気であることが大切だと考えています。ですので私は余程のことが無い限り怒りませんし叱りません。叱るのではなく諭します。
今は昭和ではなく令和です。「不適切にもほどがある!」のドラマは面白かったですが(笑)指導方法も日々アップデートしないといけません。 昔のように指導の中で体罰や暴言などもっての他です。 特に子供は褒めて伸ばすことが大切です。褒められることで自信が持て、モチベーションが高められます。いつも楽しく稽古してもらうことが成長・上達の近道だと思います。 また大会に出る選手クラスには自分たちで目標を持たせそれに向かって行動させます。 勝った時も負けた時もなぜ勝てたのか?なぜ負けたのか?次はどうしたら勝てるのかをノートに書いてもらいます。自己分析をすることで自分の利点や弱点がわかります。この「なぜ?」を突き詰めることで選手の考えが理論的になっていき、その思考は組手でも勉強でも仕事でも通じることがあると思っていて、人としての成長につながり生きていく中での大切な力を身につけて欲しいという想いがあります。
 次に最近の子供はスマホの普及もあり巻き肩や猫背といった姿勢が悪い子がとても多いです。 空手の基本・移動・型稽古を反復練習することで体幹が鍛えられます。基本の正しい立ち方や突き方、蹴り方が重要で、間違ったフォームで練習していると後々修正に時間がかかり、伸び悩んでしまいます。正しいフォームで行うことが大切です。稽古中、常に正しい姿勢を意識するよう指導しています。体幹がしっかりしてくれば技も姿勢も綺麗になっていきます。 そこを意識できるようになると普段の生活の中でも姿勢や歩く時の重心を意識し猫背になっていないか、重心が左右にぶれていないかなど、綺麗な立ち振る舞いが出来るようになっていきます。
 このように極真空手を通じて1人でも多くの道場生が他者を敬い、思いやり、礼を尽くす気持ち、辛いこと、苦しいことに耐え、壁にぶち当たった時は解決策を見出し、目標に向かって努力を惜しまず、物事を最後までやり通す気持ち、他者や全ての物事に感謝の気持ちを持った人間になって欲しいと思います。 空手をやっていて良かったなと思ってもらえるように。「心・技・体」精神を磨き、技術を訓練し、身体を鍛えることで、人に社会に貢献できる人材を育てていけるよう私自身も空手家として指導者として成長できるよう精進していきます。 押忍

内藤 智之

内藤 智之
新段位 弐段
所属 今立
昇段審査日 2024年3月24日
審査会場 福井県南条武道館
黒帯授与日 2024年5月



昇段レポート

 この度は、弍段昇段の機会を与えて下さった山口本部長に心より感謝申し上げます。そして、審査会までの稽古に付き合って下さった方、20人組手の相手になって下さった先輩方や後輩達に改めて感謝申しあげます。
 初段取得以降、道場生の指導に参加させて頂くようになり、仕事と指導をしながら、自分の稽古もしていく大切さを身をもって感じ、それを実際に継続してきている先輩方の凄さを知りました。
自分は20代の頃は、選手として強くなる事だけを考え日々練習してきましたが、30代の頃から今立道場を任されるようになり、強くなる事だけじゃなく、指導者として、わかりやすく道場生に伝わるように、基本的な身体の使い方や呼吸法等も考えるようになりました。
現在、福井県本部には、昔と違い一般で活躍出来る選手がいません。 自分が身に付けた技術や知識をしっかり後輩達に伝え、一人でも多く、一般で活躍出来る選手を育てていきたいと思います。押忍

極真坂本派の歴史・概要 昇段審査・有段者紹介審判の手引き・講習会情報・公認審判紹介レンタルスタジオ 詳細はこちらをクリック



Copyright(c) 2006,International Karate Organization Kyokushinkaikan Sakamoto Dojo. All Rights Reserved.