2018年度昇段レポート

昇段レポート年度別見出し

黒須大智

黒須大智
新段位 初段
所属 栃木
昇段審査日 2018年12月2日(日)
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2019年2月



昇段レポート

 この度は昇段審査を受けさせて頂きありがとうござました。
今の自分に必要な道場訓は、「礼節を重んじ、長上を敬し粗暴の振る舞いを慎むこと」です。礼儀をしっかりと身に付け年上の人にも、年下の人にも変わらない態度で接したいと思ったからです。
 また、僕は空手を続けてきた中で怪我に悩まされ、とても辛い時期がありました。 特に膝を痛め前屈立ちが出来ず、思うように稽古が出来ない日々が続いた時もありました。 自分の経験から人の痛みや苦しみが分かり、人を思いやることが出来る人になりたいと思います。
 昇段審査を受けさせていただくにあたり、空手と部活を両立させているという自信から、万全なコンディションで10人組手に挑んだつもりでいました。しかし、いざ始まると緊張から体が動かなくなり、自分のイメージしていた組手とは全くかけ離れたものになってしまいました。途中で心が折れそうになり、最後まで立っていられるかも分からない状態になってしまいました。そんな中、道場の仲間達だけでなく沢山の方々から声援やアドバイスをいただき、また、10人目を小さい頃からお世話になっている福富先生に受けていただいたことで、色々な思い出がよみがえり、改めて身の引き締まる思いになりました。
 僕は幼稚園の頃から空手を始めました。毎回泣きながら道場に通っていた事を懐かしく思います。一度始めたことを「継続する」ということは簡単なようで実はとても難しいことだと思います。これから大人になっていく上で空手を続けてきたことは自分にとって大きな財産になると思っています。武道の精神を忘れず日々を過ごしていきたいと思います。
 最後に、常に親身になり熱心に指導してくださった福富先生をはじめ、道場の先生方や先輩方に感謝の気持ちを述べたいと思います。本当にありがとうございました。これからは恩返しが出来るよう精進して参ります。宜しくお願いいたします。押忍

山根花香

山根花香
新段位 初段
所属 佐野
昇段審査日 2018年12月2日(日)
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2019年2月



昇段レポート

 この度は、昇段審査を受けさせて頂き、ありがとうございました。茂木師範、早乙女先生をはじめ、応援して下さった多くの方々に深く感謝申し上げます。
 私は五歳の頃空手を始めました。当時、母の勧めにより意気揚々と始めた事を覚えています。それから約10年、空手の技術だけでなく、心や体も成長したと感じています。入門当初は辛く苦しく、「行きたくない」と挫折してしまいそうな時が何度もありました。その度に、母や先生方が支えてくださいました。今、こうして空手を続けられていることに心から感謝しています。
小学三年生の頃、ようやく試合で結果を残せるようになり、「行きたくない」という考え方は「達成感」や「もっと極めていきたい」という考えに変わっていきました。自分の特技、弱さを知り、試合で敗けた悔しさもあり、練習へ打ち込んでいくようになりました。中学生になってからは、部活、勉強が重なり空手へ行く回数も減ってしまい、昇段審査を諦めかけていましたが、先生や先輩方、両親の協力をいただき、高校生になってようやく昇段審査へたどりつくことができました。
 10人組手では、最初からダメージを受けてしまった、手数が少なかったなど、様々な反省点があり、自分がまだまだ未熟だと感じました。その中で、諦めないことの重要さを知りました。そして、たくさんの方々がどれほど自分を支えてきてくださったのかということも改めて知ることが出来ました。その事を胸に、これからも精進していこうと思います。
 「武の神髄を極め、機に発し感に敏なること」 この一か条が、とても心に残っています。空手を徹底的に追求していくことで、どんな状況でも臨機応変に対処する力や相手の心を理解し、思いやりや優しさ、素直に感動できる力を身につけなければならない。私は今回、そのスタート地点に立つことができました。臨機応変に対処すること、相手を思いやること、素直に感動できること。どれも当たり前の様に見えて、容易ではありません。この力が、自分にとって一番必要だと感じています。今後もしっかりと稽古に励み、強さや技術だけでなく、心も鍛えていこうと思います。そして黒帯に恥じない様、後輩の手本となれる様に努力していきます。押忍

小暮由則

小暮由則
新段位 初段
所属 佐野
昇段審査日 2018年12月2日(日)
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2019年2月



昇段レポート

 この度は昇段審査の機会を頂きまして、誠に有難うございました。茂木師範、早乙女先生をはじめ諸先生、諸先輩方にご指導頂いた事を重ねて感謝いたします。
 私は、「息子達を心身共に強くしたい、学校でいじめられない、いじめをしない。」という理由で息子二人を入門させ、子供と一緒に武道の心得を理解するつもりで入門いたしました。早乙女先生のご指導より、「心・技・体」を親子一緒に、厳しさと楽しさの両面を日々稽古の中で学ばせていただきました。仕事と家庭の合間に稽古をする中で、時には仕事上道場に行けない日々もありました。そういう精神的に辛い時期も多々ありながらも、早乙女先生の温かい配慮のもとで昇段審査まで辿り着くことができました。私自身、限られた時間しか稽古が出来ませんでしたので、「今を全力でやる」ことだけでした。
 これからは黒帯としての資質を認識し、今からが空手道の本当の意味でのスタートと思っております。極真空手道場訓の一つに「生涯の修行を空手の道に通じ、極真の道を全うすること」(道場だけでなく、日常生活の中でも空手の精神を活かし、永遠に上を目指し努力しましょう)です。これから生きていく上で、心に刻んでいこうと思います。
 最後に、より一層空手道を通じて己を磨き、品格のある人間になるつもりです。これからも諸先生、諸先輩方ご指導の程宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。押忍

田中実

田中実
新段位 初段
所属 佐野
昇段審査日 2018年12月2日(日)
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2019年2月



昇段レポート

 この度は昇段試験の機会を頂き誠にありがとうございます。茂木師範をはじめ、早乙女先生、諸先生方、道場の方々及び関係者に対して心より感謝申し上げます。
 30代後半から佐野道場に入門し、今年で45歳になりました。仕事の関係で「東京」より毎週月曜日(週1回)のみ往復3時間かけて道場に通わせて頂きました。一般の方の半分程度しか稽古に参加できない為、基本稽古から名一杯気合を入れて取り組んできました。稽古以外の日には自宅にてできる事をコツコツ継続して実施しました。時には組手稽古で蹴りを受けた際の衝撃で左手が1ヶ月ぐらい思うように動かず仕事のパソコン入力に苦労したり、自分の蹴りが相手の膝と接触し数週間歩行が困難だったりとケガも絶えませんでした。それでも道場に通い続けた理由は、空手が好きだからです。空手は様々な面にて最終的には自分自身との闘いだと感じています。夏の暑い中、道場にてクタクタになるまで稽古をした後の「爽快感」冬は寒い中、凍えそうになる手足が寒さも感じないぐらいになった稽古後の「満足感」。稽古のあとは日常生活にはない達成感を得ることができました。
 審査当日は基本、移動、スクワット、腕立て伏せその後に型と審査が進行するにつれて体に疲労が蓄積されていき、その状態にて10人組手に突入しました。眼鏡をはずしあまり見えない中での10人組手、懸命に突き、蹴りを出していきましたが3人目ぐらいには緊張と疲労にて腕も脚も動かなくなってきました。しかし、先生方の叱咤激励や周りの方々の応援により何とか無事に終える事ができました。今回の審査により、自分の未熟さと色々な方々に支えられてここまで到達できたことを再認識致しました。
 「知性と体力とを向上させ、事に臨んで過たざること」 空手の修行は、ただ肉体を鍛えさえすればいいというものではなく、知性と体力をともに向上させていかなくてはならず、それによってどんな状況でも焦らず冷静に対処することができるようになると思います。
 今後は有段者の自覚を持って、責任の重さを噛みしめながら初心を忘れずに、心技体を鍛える為に精進して行きたいと思います。押忍

新村流星

新村流星
新段位 初段
所属 大平
昇段審査日 2018年12月2日(日)
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2019年2月



昇段レポート

 私は、8年空手を続けてきました。始めた頃は、同級生が5人ほどいました。多い時は10人位いました。けれど今続けているのは2人だけです。私も何度もやめたいと思ったことがありました。けれど、両親に「今やめたらこれからの人生でも何をやっても続かない。」と言われました。嫌々出場した大会で優勝した時、すごくうれしくて、これからも続けようと思いました。
 今回こうして昇段審査を受けることができたのも、今までお世話になった先生、先輩、後輩、応援して下さった皆様のおかげです。十人組手では、心が折れそうになった時、皆様の応援が力になり、最後までやりきる事が出来ました。
 道場訓の一つ目にある「心身を錬磨し、確固不抜の心技を極めること」とありますが、 これからも周りに流されず、何事にも動じない意思を持って、心身をきたえ技を身につけていきたいと思います。これは、空手だけでなく、部活や勉強、これからの将来においても大切だと思います。
 私が今、後輩たちに伝えたい事は、途中で嫌になってやめたいと思うことがあると思いますが、何事にも途中で投げ出さずに一生懸命空手に取り組み、黒帯を目指して下さい、ということです。押忍

渡部春乃

渡部春乃
新段位 初段
所属 大平
昇段審査日 2018年12月2日(日)
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2019年2月



昇段レポート

 私は幼稚園から空手を始め8年続けることができました。昇段審査を受け、あらためて道場訓を学び意味を知ることで、この8年間を通して極真の心得を日々の稽古から自然と身につけることができたと思いました。
 その中でも、「礼節を重んじ、長上を敬し粗暴の振舞いを慎むこと」は自分の中で一番大切な教えです。
 私は大会に出るために沢山の練習をしてきました。その中で、先生、先輩方、 道場関係者の皆さんに指導や応援をしてもらい、とても励みになりました。応援してくださった方への感謝の気持ちを忘れず、相手を敬う態度や礼儀を大切にし、これからも頑張っていきたいと思います。
 これからも日々精進し、後輩の手本となれるように努力していきます。押忍

鈴木沙羅

鈴木沙羅
新段位 初段
所属 大平
昇段審査日 2018年12月2日(日)
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2019年2月



昇段レポート

 この度は、昇段審査を受けさせていただきありがとうございました。
私は小学三年生の時空手を始めました。先輩たちの様に強くなりたくて道場での稽古の他、家での自主練習も毎日一生懸命頑張りました。稽古はとても厳しく辛くて何度も心が折れそうになりましたが、空手を通して学ぶ事も沢山ありました。
 中学校ではバドミントン部に入りました。生活環境が変わり不安とワクワク感でいっぱいでした。バドミントンの練習は思ったよりもハードで、空手との両立は大変でした。それでも頑張ってこれたのは先生方、先輩方がサポートして下さったおかげです。
 今回の昇段審査にあたり道場訓を見返し、
「礼節を重んじ、長上を敬し粗暴の振舞いを慎むこと」が今の自分に大切なことだと思いました。感謝の気持ちを忘れず、両親や先輩方を敬い周りに流されず、何事にも努力を惜しまない心の優しい人になりたいです。
 最後に今まで指導して下さいました先生方や先輩方そして他の道場の皆様、本当にありがとうございました。押忍

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