2015年度昇段レポート
中村順子

新段位 | 弐段 |
所属 | 栃木 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
自分が初めて黒帯を締めることを許されて6年の月日がたとうとしています。この6年間、常に自問自答の日々でした。秀でた技術や才能があるわけでも、成績を残しているわけでもない自分に、黒帯を締める資格があるのか。又、周囲の人間が認めてくれるのか。自分にはたして何が出来るのか悩んでいた頃、先輩から「出来ない事を無理してやろうとせず、先ずは自分の出来る事を精一杯やり遂げる。そして常に努力する事を忘れない。周りはそれをきちんと見ているし、認めているから。」と声を掛けて頂き、その言葉に励まされ、ここまで続けてくる事が出来ました。
そして、この度、新たに弐段を受験する事を許され、機会を与えて下さった事に心より感謝申し上げます。今回昇段審査を受検し、日々稽古に励んできたつもりでしたが、改めて自分の未熟さを感じました。
前述の通り、自分には秀でたものが何一つとしてありません。ですが、常に真摯に続ける努力を忘れずに稽古に励み、又その姿が「模範」となれるよう気持ちを引き締めていきたいと思います。
日々稽古の積み重ねで、一つ一つの動作の意味や繋がり、基本の重要性を理解し伝承していく。型・技の強弱・緩急を身につけていく。言葉では、理解しているつもりでも、実際、身体がついていかない未熟な自分がもどかしく感じる時が多々あります。常に謙虚な気持ちで学び、「初心」に戻り着実に一歩ずつ弐段として進歩し、恥じない姿が見せられるよう、稽古に励みたいと思います。
最後に、茂木師範、福富先生、栗原先生をはじめ、諸先輩方、栃木道場の方々にこの場をかりてお礼申し上げます。押忍
峯岸友浩

新段位 | 初段 |
所属 | 大田原 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は昇段審査を受審させて頂き、ありがとうございました。
私が入門したのは約7年前。息子2人に武道を習わせたいと思い、息子の希望もあり、自分も入門を決めました。7年間、稽古を続けていく中で、息子の為と思い始めた空手も、いつの間にか自分の為の空手になっていきました。強い精神力を養うことができ、そして自分のいる場所を見つけることが出来ました。稽古が辛く心が折れそうな時もありましたが、息子の前では強い親でありたいという気持ちで今まで頑張る事が出来ました。
今回黒帯を取得し、黒帯の重みを感じています。今後も感謝の気持ちを忘れず、自分の弱さに負けないよう精進して参ります。押忍
須藤正浩

新段位 | 初段 |
所属 | 足利 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は昇段の機会を頂きました事、心より感謝申し上げます。
僕が空手を始めたきっかけは、友人の試合を見て「かっこいいな〜、僕もやってみたいな〜。」と言う軽い気持ちからでした。しかしながら、いざ始めようと考えると、どうしても怖いイメージがあり、なかなか始めることができませんでした。そんな気持ちを抱きながら5年が経っていました。どうしても、一歩前に進むことが出来なくて、冗談半分で当時友人だった阿部先生に「空手やりたいな〜。」と相談したら、「体験入門があるから来れば。」と言ってくれました。体験だったら良いかなと思い道場に行く事になりました。
初めて道場のドアを空けた時のことは今でも覚えています。道場内はとても重い空気が流れ、緊張感があり、ちょっと不安を感じました。最初は、阿部先生からマンツーマンで基本移動を教わりました。基本も移動も単純で地味ですが、沢山の注意を受けました。組手もミットも楽しく教わることができ、これならやっていけると思い入門を決めました。
軽い気持ちで始めた空手ですが、今では生活の一部になっています。週2回の稽古、そして日曜日の特練。時間があれば空手のことを考えています。よく友人から「何を目指しているの?」って聞かれますが、自分も明確な目的を持っているわけでもなく、よく分かりません。ただ、今は強くなりたいという気持ちが今の僕の原動力となっています。今後も稽古に励みその答えを出せるよう頑張って行きたいと思います。
空手を初めて7年。環境にも恵まれて今まで続けることができました。
ご指導して頂いた茂木師範を含め、諸先生方には本当に感謝しています。まだまだ未熟な自分ですが、今後ともご指導宜しくお願いします。
津久井由衣

新段位 | 初段 |
所属 | 足利 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
「お前じゃ絶対に続かないからやめておけ。」8年前、父の否定的な言葉から私の空手道はスタートしました。「やってみなきゃ分からない。」と言い返し、次の週から稽古に通いはじめたのを覚えています。現在では、父は一緒に稽古をするのが楽しいようです。
今回は、昇段許可いただきありがとうございます。茂木師範や先生、先輩、後輩、空手を通じて出遭った皆様のおかげでここまで成長できたと感謝の気持ちでいっぱいです。
この8年間、「辛い」「苦しい」と感じることはあっても「嫌だ」と感じることは一度もありませんでした。辛い中にも指導者の優しさが伝わってくる稽古を受けていたからだと思います。昇段審査の10
人組手でそれを確信しました。相手は「いつものメンバー」。いつも指導してくれた先生、いつも相手をしてくれた先輩、いつも一緒に稽古した仲間達が私を支えてくれました。審査員席で見守ってくださった責任者の先生方、合間に優しく声をかけてくれた主審にも支えていただき、とても贅沢な組手でした。正に私の8年間の全てがつまっている組手でした。
支えてくれた方々のおかげで取得できた黒帯に恥じないよう、これからも日々精進していきたいと思います。
最後になりますが、昇段審査の最後まで私を支えてくれた皆様、本当にありがとうございました。大好きです!押忍
渡邊暁羽

新段位 | 初段 |
所属 | 佐野 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
昇段審査を受けさせて頂き、ありがとうございます。
僕は幼稚園の年長の時に空手を始めました。心も体も強くなりたいと思ったのがきっかけです。初めて稽古をした時、どうしたらいいのか分からなかった僕を、早乙女先生が優しく分かり易く教えて下さったのを覚えています。先輩方が必死にがんばっている姿に感動し、自分もそうなりたいと強く思いました。
組手は大会に出ても一回戦敗退という結果が続き、空手は「苦手」「嫌い」という意識を持つようになりました。しかし、稽古をほとんど休まず通った事で、四年生で努力賞をとることが出来ました。結果、組手でも勝てるようになり、大会で優勝や準優勝をとる事ができました。型は、がんばった分だけ上達し、一つ一つの動きの意味を知るほど生きた型ができ、もっと稽古したいと思いました。
今回の昇段審査ではみなさんの応援のおかげで、最後まで諦めずに戦い続ける事が出来ました。
これからは、黒帯としての自覚をしっかりと持ち、何事にも諦めずに精進していきたいと思います。
今までご指導して下さった茂木師範、先生方、楽しい事やつらい事を分かち合った仲間たち、そして送り迎えなどいつも支えてくれた家族に感謝したいです。
空手で培った「押忍の精神」をこれからの人生で生かしていきたいです。これからも宜しくお願いします。押忍
野村早汰

新段位 | 初段 |
所属 | 足利 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は昇段審査を受けさせて頂きありがとうございました。応援に駆けつけて下さった道場の皆様にもこの場をお借りしお礼申し上げます。
私は4歳の時、父と共に入門しました。入門当時のことは幼過ぎてあまり覚えていません。ただ何度も「行きたくない」と泣いて、両親を困らせた記憶があります。審査や試合に出るようになると、稽古も少しずつ楽しくなりました。一番初めにメダルをもらったときの喜びは忘れません。私が昇段審査を受ける決意をした理由は、父が昇段し「かっこいい」と思ったからです。それから特練や出稽古にも出向き、稽古に励みました。
しかし、中学校に入学すると勉強と部活が忙しく、空手との両立が難しくなり、「昇段は無理かも」と諦めかけました。そんな私を気にかけ、時間を作って送迎してくれた両親が後押ししてくれ、家族の協力があって今日まで頑張ることが出来ました。
基礎から教えて下さった田所先生。出稽古、合宿、特練、合同稽古でご指導いただいた茂木師範をはじめとする各道場の先生先輩。十人組手の相手をして下さった方々、励まし合って来た同輩、応援して下さった方々、ありがとうございました。これからも感謝を忘れず、黒帯という意識を胸に稽古に励み、後輩の手本となっていきたいと思います。押忍
本間圭祐

新段位 | 初段 |
所属 | 足利 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は昇段審査を受けさせて頂きありがとうございました。泣き虫だった僕は、母の進めで6歳の時に入門しました。
基本・型どれも難しくなかなか覚えられず、試合に出ても勝つ事の出来なかった僕は、出稽古に行くようになりました。その成果もあり、小学二年生の時に初めて入賞しメダルを頂き、とてもうれしかった事を今でも覚えています。中学に入り部活との両立は大変でしたが、黒帯をとるという目標に向かってできる限り稽古や特練に参加しました。
「最後まであきらめるな」「練習と本番は全く違う」と先生方に言われ、必死にがんばりました。先生方の言っていた通り、本番はとても厳しく苦しかったのですが、みなさんの応援を聞き、最後まであきらめずやり遂げる事が出来ました。
これからも稽古に励み、後輩のお手本になれるよう努力していきたいと思います。
師範、先生方、ありがとうございました。押忍
峯岸友希

新段位 | 初段 |
所属 | 大田原 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は昇段の機会を与えて下さり、誠にありがとうございます。
ぼくは、小学1年生の時に、弟と一緒に大田原道場に入門しました。その後、父も入門して3人で稽古に励みました。
試合に出場するまでは、何となく稽古をしていました。しかし、初めての試合で上段回し蹴りの一本負けをしました。その負けた瞬間に悔しくて涙がこみ上げてきました。それからのぼくは、「強くなりたい!」の一心で真剣に稽古に励みました。そして、真剣に稽古をしてから少しずつ試合に勝てるようになっていきました。
中学生になっても、「強くなりたい!」という気持ちは変わりませんでした。部活は文化部に入部し、空手の稽古日は部活をやらないという事を学校の先生にお願いし、部活の時間を利用して空手の稽古をしました。
中学1年生のお正月明けの時、ぼくは新年の抱負で「昇段審査を受けます。」と道場生の前で発表しました。今回の昇段審査までに補強をして筋力をつけたり、走りこんでスタミナを向上させたり、型の修正など色々な稽古をしました。そして、昇段審査で今までの稽古の成果が出ました。十人組手では、今までの空手の試合や稽古で学んだ、「諦めない気持ち」というのが充分に発揮出来て良かったです。諦めない気持ちだけではなく、道場生や先生方の応援がぼくを支えてくれました。十人組手をした後、自分の体の事で精一杯で応援して下さった道場生や十人組手で相手をしてくれた他道場の先生方に感謝の気持ちをあまり伝えることが出来ませんでした。この場を持って感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
これからは、黒帯という自覚を持って、後輩を指導したり審判講習会などにも積極的に参加したりしていきたいです。そしてこれからも「空手が好き」という気持ちを忘れずに日々の稽古に励みたいと思います。押忍
高橋良朋

新段位 | 初段 |
所属 | 大平 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度、昇段審査に挑戦する事を快く受け入れ応援して下さった茂木師範、栗原先生、ならびに各道場の先生方に感謝しています。
僕は、幼稚園の頃、先に入門していたいとこにあこがれて入門しました。先輩たちが立派で、僕も早く強くなりたいと思っていたことを覚えています。
しかし、今考えれば、あの頃は集中力もなく、基本練習や型を覚えることもできず、先生方にご迷惑をおかけしていたと思います。
先生方は出来るまで何度でも優しく、時にきびしく教えて下さいました。僕もこれから少しずつでも、道場のために後輩たちに伝えられる事を考えていきたいと思っています。
空手を始めて8年、色々な大会に出場させていただきました。試合に出ることをすすめ、応援してくれた先生や両親には感謝しています。空手を通じ日本全国にたくさんの仲間が出来、たくさんの先生方にも出逢うことが出来たことは、僕にとって一生の宝です。これからも、心身共に充実した空手家になれるよう日々努力していきたいと思っています。
茂木師範、栗原先生、今まで指導して下さった先生方、先輩方、道場の仲間、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。押忍
粂川美空

新段位 | 初段 |
所属 | 大平 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度、昇段審査を受けさせて頂き、有難うございました。
私は、「精神面の向上」と「護身術」として空手を習い始めました。
体形の事で「いじめ」を受けていましたので。当時私は泣いてばかりで、いつも悩んでいました。母から「武道を習ってみたら?気持ちを強くするためにさ・・・やせて、見返してやれ!」と言われて見学に行きました。組手は痛そうだなと思っていましたが、上級の組手を見たら、「かっこいいな。自分も強くなりたい。」と思い、入門しました。
私は入門した時から黒帯を目指していました。でも、黒帯は中学生にならないと受けられず、約5年間、昇段審査を楽しみに稽古を重ねて来ました。そしてやっと、12月13日、毛野中での昇段審査に参加出来ました。今回受験できたのは、私を指導してくれた田辺先生、栗原先生、茂木師範、各道場の先生方、どんなときでも応援して下さった父兄の皆様のおかげです。今、この場をおかりしてお礼を申し上げます。
これからは、黒帯として恥の無い基本・移動・型・組手を心がけていきたいと思います。本当にありがとうございました。押忍
渡部海

新段位 | 初段 |
所属 | 大平 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
僕は幼稚園の年長で空手を始めました。空手を始めた理由は、自分の気持ちを強くするためでした。僕は心も体もとても弱く、空手を始めてから4年間くらいは泣いてばかりで、試合も勝つことが出来ませんでした。しかし、気持ちの強い妹が空手を始めたことで、負けていられないという気持ちになり、家での練習や体力づくりを毎日やりました。
とても辛かったですが、少しずつ試合で結果が出る様になり努力する事の大切さを知りました。
今回こうして昇段審査を迎えることが出来たのも、道場の先生方、仲間、応援して下さった皆様のおかげです。10人組手では、心が折れそうになった時、小さな後輩たちが大きな声で応援してくれた事が最後の力になりました。
感謝の気持ちを忘れず、これからは自分が手本となり稽古に励み、後輩達に教えられよう努力したいと思います。押忍
三俣邦彦

新段位 | 初段 |
所属 | 足利 |
昇段審査日 | 2015年12月13日(日) |
審査会場 | 栃木県 |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は、昇段審査を受審させていただき誠にありがとうございました。
茂木師範をはじめ、先生、先輩方のご指導があってからこそ昇段できたものと、心から感謝しております。
今から十数年前に息子二人と共に他道場から新たに極真の門を叩かせていただきました。他流派から移ってきた私達親子を、茂木師範、道場の皆さんは温かく迎え入れてくれました。それから今日まで不安なく稽古に打ち込むことが出来ました。
一年前、先輩や仲間達から昇段を勧められ、茂木師範より受審の許可をいただきました。その日から気持ちを新たに今まで以上に何倍も何倍も稽古に励みました。黒帯に挑戦できるという喜びの半面、全ての型を完璧にこなせるのか、十人組手を完遂できるのか等不安もありました。十人組手に向けた数えきれない程のスパーリング、相手をして下さった方々に感謝の言葉もありません。皆様のご協力あってこその黒帯と思っています。本当に勉強になりました。
今後も初心を忘れず、より一層精進していきたいと思います。押忍
山本高弘

新段位 | 五段 |
所属 | 城西 |
昇段審査日 | 2015年11月3日(日) |
審査会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
五段の昇段受審を機に空手道について考えたいと思う。私にとって空手道とは即ち、極真空手道のことであり、それに限定して述べたいと思う。私は、未だ、修行中の身であり、精神面、技術面ともに未熟であり、このようなことを胸を張って語れるような人間ではない。また、諸先輩、諸先生方の前で『極真空手とはこうあるべきだ』などという立場にないことは重々承知である。その上で自分が極真から学ばせていただいたことを述べたい。
まず、第一に『謙虚』であること。第二に『体験することの大切さ』。そして3つ目が『逆境に立ち向かう心』。多くのことを学ばせていただいた中で、特に私が感じているのがこの3つである。その中でも『謙虚』であることを特に私は大切にしている。極真空手を創始された大山総裁は他界される直前まで『未だに正拳の握りに疑問を持つ』とおっしゃっていたと聞く。であれば、その遺伝子を継ぐ私たちが技術において慢心することは許されないはずである。私は、極真の名前を継ぐものが、今後、精神面、技術面において奢らないように残された言葉のように感じてならない。この謙虚さは、ともすると卑屈さと取られかねないが、それを諌めた言葉もまた、大山総裁は残されている。すなわち、『頭は低く、目は高く。』に続く極真の精神である。今後、人生において自分を律する言葉として、いつまでも大切にしていきたい。そして、同じ道を歩む同志、後輩諸君にも伝えていきたいと考えている。
石井哲也

新段位 | 四段 |
所属 | 座間 |
昇段審査日 | 2015年11月3日(日) |
審査会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度、四段昇段への機会を与えて頂き誠にありがとうございます。
空手について考える時、「年齢相応の稽古をし、心身共に健常であることが目的であり、空手をしたがために健康を損なうことがあってはならない」と思う。
幼少期の教育としての空手、青年期の競技としての空手、壮年期の武道としての空手、それぞれのライフステージに応じた空手道があると思う。これらをふまえた指導をし、指導者として空手道を通じ社会で通用する多くの有用な人材を育てていきながら、自分自身も空手道人生自らの可能性に対する挑戦をしつづけ、日々研鑽に努めていくことが私にとっての目的である。
最後に、この審査のために多くの方の協力があって受審することが出来たことを心から感謝しております。ありがとうございました。押忍
田中享

新段位 | 参段 |
所属 | 金町 |
昇段審査日 | 2015年11月3日(日) |
審査会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
今からちょうど一年前、私は空手を職業とすることを選びました。そして、今日「金町道場」という城を多くの方々にご支援頂き構えることとなりました。
正直、今まで通り会社勤めをしながら空手をやっていた方がリスクもなく、楽しく空手を出来たと思います。しかし、今までの空手人生で経験してきたことを、一人でも多くの人に学んでもらいたいと、生意気ながら思いました。まだまだ甘いと周りから言われていますが、「今にみてろ」と反骨精神を持って日々戦っております。
現在、金町道場には三歳から七十二歳までの道場生が稽古に励んでいます。今まではあまり感じることがなかった人の人生観や性格が良く見えてきます。そして、空手を教える立場でありながら、色々な事を教えられます。特に子供達からは、人間の温かさや思い遣り、優しさを知ることが出来、時には共に笑い、喜び、共に涙を流すこともあります。ここに道場を構えた以上、常に全力で道場生と向き合いながら、空手だけではなく「人間形成」を目的とした空手を一緒にやっていきたいと考えています。
今回、三段を受審するにあたり、「段数」にあまり興味はありません。こんな事を言えば失礼だとは思いますが、一番重要なのは見た目ではなく中身だという事です。自分がやってきたことしか説得力はありません。自分が経験してきたことしか自信を持って言えません。だから、いつも努力をし続け、終わりなどありません。休んでいる暇もありません。
「努力に勝る天才なし」
この言葉の意味を道場生には感じてもらいたいと思っています。
ここに至るまでに本当に多くの方々に支えられ、生かしてもらっています。かけがえのない友にも出会いました。多くの道場生にも出会いました。これからも多くの人々に出会い、たくさんの人生経験をし、一人でも多くの人に幸せを与えられればいいなと思います。押忍
赤羽晋

新段位 | 参段 |
所属 | 野庭 |
昇段審査日 | 2015年11月3日(日) |
審査会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は昇段への機会を与えて頂き、ありがとうございました。
坂本道場に入門して11年がたちました。
以前は辛く厳しい稽古を邁進し、前に進む事で養われる「気」、この「気」を持って自分の弱さを克服して行く事こそ、空手修行だと考えていました。
二年程前から、坂本師範に教授されているのは、「気の連動」です。体に溜めた気を練り込む事で躍動させ爆発させる、これが「気の連動」。また、前に出るだけでなく、相手を引き込み相手の力を利用して呼吸を合わせて返す、これもまた「気の連動」と考えます。この「気の連動」が繰り返し動き出して行く事で生まれるのが「円の動き」だと考えます。
これからは、自分自身の気を躍動させ「気の連動」の勉強、稽古を続けて行く事で「円の動き」の習得を目指して行きたいと思っています。また、相手の気を読み、気を使う「感性」を磨き、人間性も高めていきたいと思います。そして、執行部員の一員として坂本派のために邁進、努力していく所存です。
最後にこれまでご指導下さいました坂本師範、各本部の師範、先生方先輩方、道場生、道場関係者の皆様に心から感謝申し上げます。これからも宜しくお願い致します。
大塚剛志

新段位 | 弐段 |
所属 | 野庭 |
昇段審査日 | 2015年11月3日(日) |
審査会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
二段昇段の機会をくださいました、坂本師範にこの場を借りて感謝いたします。また当日昇段審査をサポートしてくださった方々、本当にありがとうございました。
坂本師範は常日頃から、段を取ると言うことは、「昇段して、これで終わりでなく、新たなスタートラインに立つものである」と仰っていました。そして、「やらされる立場から、自分で考えて空手を行うようにしなくてはならない」。とも仰っていました。私は、この言葉を念頭に過ごしてきました。さあ二段となると更なるステップアップを考えないといけないと考えましたが、具体的な考えが浮かんできません。昇段審査時の口頭諮問では、「これから貴方は何を変えたいと思いますか?また何を変えないといけないですか?」と質問を受け、私は「もっともっと自分を磨き、人を惹きつけられるような魅力を獲得したい、そして坂本師範の教示や諸先輩方の指導方法を勉強して、後進の指導に生かしていきたい」と答えたかったんですが、うまく回答できず的外れな回答になりました。この場を借りて訂正いたします。
今年で50歳になりましたが、少しでも、少しずつでも前進し、坂本派の礎となれるよう精進してまいりますので、皆様のご協力のほどよろしくお願いします。押忍
四本暁

新段位 | 弐段 |
所属 | 方南 |
昇段審査日 | 2015年11月3日(日) |
審査会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は、昇段審査を受審させて頂き誠に有り難うございました。この場をお借りして、坂本師範、山本先生、高津先生方、またともに汗を流した各道場生の皆様に心から感謝申し上げます。真に請謁ながら、私の空手に対する考え、取り組んでいる事について書かせて頂きます。
"強さ"に憧れて入門し、私の人生で一番長続きできている事が、この極真空手なのですが初段取得後も組手にただ強くなればいいものと考えていました。しかし、黒帯取得後初めて指導するクラスを与えられ、指導するにあたり拳の握り方についても構えについても移動の仕方についてもなにも理解していない自分に気づかされました。指導中にも、参加している道場生を前に理解できていないことを無理に説明しようとするあまり、動揺してしまう事もあり未熟さを痛感せざるをえなかった事が思い出されます。
この時、空手に対する考え方が少し変わりました。たとえ指導一つにしても一人では何も出来ない事に改めて気づかされました。戦う場は一人であるとしても個人技ではなく、仲間たちとの関係が重要だと考えております。
組手の強さを追究するのみだけでなく、共に道場で汗を流す道場生が自己に甘んじず、不撓不屈の精神で稽古に励むための助力になるような稽古クラスに取り組みたいと考えております。
藤垣慶介

新段位 | 弐段 |
所属 | 方南 |
昇段審査日 | 2015年11月3日(日) |
審査会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は弐段への昇段の機会を頂き、誠にありがとうございます。
私の空手との関わりの転機となったのは、今から4年前になります。
2012年3月の東京城西道場常設化に伴い、毎週土曜日夕方の一般部を担当させて頂くことになりました。今振り返ると、それまでは、先生や先輩の指示の下に稽古することが日常でした。しかし、自らがクラスを担当することとなり、その日以降、自らが先頭になって、クラスを運営していくことが必要となりました。
道場に集まる方々のバックグラウンドや人生経験は、それぞれ異なります。そのような中で空手道の追求という共通認識の下に集まった方々が充実感をもって空手に取り組めることが重要と感じます。私自身、仕事と空手を両立して約15年になりますが、様々な葛藤と経験を少なからず繰り返してきました。私は、それらの経験を通じて、稽古生が継続して空手道を追求し、それぞれが自らの成長を実感できる環境作りに努めて参りたいと考えています。同時に、私自身、空手道の追求=自身の人生を充実させる道標になるべく、仕事に、勉強に、体づくりに日々の努力を重ねて参ります。更に海外の人間と仕事をする機会を生かし、空手道を通じて日本人、日本文化の素晴らしさを伝達していきたいと思います。これらかもどうぞ、よろしくお願い致します。押忍
高薄賢治

新段位 | 弐段 |
所属 | 旗の台 |
昇段審査日 | 2015年11月3日(日) |
審査会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は、弐段昇段の機会を与えて頂きありがとうございました。この機会に、自分が坂本道場生となってからの8年間を振り返ってみました。
2007年、坂本道場に内弟子として入門し、2011年に旗の台同好会を開設しました。ほぼゼロからスタートした同好会は、運営する上で山あり谷ありいろいろありましたが、周りの人達の支えのお陰で少しずつ道場生が増えていきました。2015年4月に、旗の台道場として正式に認可され、2015年末現在約70名の在籍者に空手を教える立場となりました。これは、自分を昔からよく知る人にとっては、俄かに信じ難いことで、どうしょうもない人間の見本の様であった自分自身が一番想像できないことでした。
どんな人間でも本気で取り組めば、成就する力を持っているということを自分自身の体験で証明することができました。また空手とは、自分の様な人間でも挑戦できる土壌をもつ、素晴らしい武道教育の場であると実感しております。どんな人間でも、諦めず、追い求め、願い、本気で取り組めば変わることができるのです。私は、自分の経験を道場生達に包み隠さず伝え、道場生たちが今後生き生きと成長していく助けとなれる様尽力していきたいと思います。
勿論自分自身も、坂本師範、各本部の師範、諸先生方、諸先輩方、坂本道場関係者の方々、道場生の皆さん、そして、旗の台道場の皆さんへの感謝の気持ちを常に心に抱き続け、極真会館坂本道場弐段、旗の台道場責任者として、日々、自己の研鑽を怠らず精進をしていくことを誓います。押忍
奥田秀貴

新段位 | 初段 |
所属 | 旗の台 |
昇段審査日 | 2015年11月3日(日) |
審査会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は昇段審査を受審させて頂き、誠に有難うございました。この場をお借りし、坂本師範、高薄先生、各道場の先生、先輩、道場生の皆様に心より感謝申し上げます。
坂本道場にお世話になる前は、高薄先生が運営していた道場で稽古しておりました。今思えば、何をするにも中途半端で、全ての稽古が当時の自分にとってはキツイ事ばかりでした。そんな日々を過ごしていた中、平成18年10月、大きな交通事故に遭いました。約3年間、まともに歩くことや荷物を持つ事すら出来ませんでした。病院の先生からは「後遺症もかなりあるので、スポーツはもう、まともには出来ないですよ。」と言われたのを未だに思い出します。道場にも連絡を入れず、そのまま音信不通の状態となりました。
後遺症はありましたが、少しずつ日常生活を送れる様になり、この体でも何か体を動かせないかと探していた時、突然電話が鳴り取ると高薄先生からでした。「又、空手をしませんか?」と声をかけて下さいました。自分は事故に遭い身体が思うように動かない事を伝えると、「気持ちだけじゃないですか?やりたい、チャレンジしたいと言う気持ちだけで十分ですよ!」と言って頂けたので、すぐに道場に行きました。旗の台道場は、極真空手になっていましたが、以前一緒に稽古した仲間もいる中で、再び稽古できる事に喜びを感じました。
ただ実際の稽古は身体に厳しく、稽古について行けないことを事故のせいや年齢のせいにしていました。この身体じゃ黒帯なんて夢の話だと思っていましたが、坂本師範や高薄先生、坂本道場の皆様に色々と言葉を頂き、ここまで続ける事が出来ました。
自分はまだまだ心も体も弱く、鍛えて行かなければならないと思っております。
道場訓の一番初めに、「吾々は心身を錬磨し、確固不抜の心技を極めること」とあります。どんな事にも動じない心と強い意志が宿った人間になるために、今後も稽古に取り組み続けていきたいと思います。そして、後輩や、子供達の目標になれるように精進していきます。押忍
本田修

新段位 | 初段 |
所属 | 武蔵小山 |
昇段審査日 | 2015年11月3日(日) |
審査会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度の昇段審査受審にあたり、坂本師範はじめ先生方、先輩方、稽古仲間の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
私は1994年、27歳で入門しました。若い頃から空手に興味はありましたが、料理人の下積み時代は全くと言って良い程時間がとれず、チーフコックになれた27歳でようやく始める事が出来ました。その後32歳で独立し、自分の店を持つ様になっても途中休会などはありましたが、何とか時間をやり繰りして続けて来ました。
入門時に初めて道場訓に触れた時、全ての言葉に感銘を受けましたが一番心に響いたのは、
吾々は武の神髄を極め、機に発し感に敏なること
の一節です。自らの心と身体をコントロールし、相手の考えている事(心)に素早く反応し、自発的に対応出来る様にする。
自らが相手の為に行動する事は「当たり前」相手が自らの為に行動してくれる事は「当たり前ではない」と云うのが自分の解釈です。道場にいる時だけが修行ではありません。仕事において、普段の生活において、常に相手を思い遣る優しさを今もこれからも持ち続けたいと考えています。
黒帯取得は新たなスタートです。師範の仰る「帯に金の線が入ると云う事は、その分(私)欲を捨てると云う事」を肝に銘じ、今後更なる精進に繋げたいと思います。
最後に全日本前の稽古で、闘う姿勢を注入してくださった(結果は緒戦敗退でしたが)坂本師範、なかなか覚えられない型の習得を丁寧にご指導くださった藤田先生に改めてお礼申し上げます。そして丈夫な身体に産んでくれた両親に感謝です。押忍
藤田恵佑

新段位 | 初段 |
所属 | 港北 |
昇段審査日 | 2015年11月3日(日) |
審査会場 | 国立オリンピック記念青少年総合センター |
黒帯授与日 | 2016年2月 |
昇段レポート
この度は昇段審査に参加させて頂き、ありがとうございました。
自分は幼稚園の年中の頃、空手を始めました。心身共に強く、誰にでも優しく接することができる人間になってもらいたいという親の願いからでした。入門当初は年中だったため、稽古のことをよく理解せず通っていましたが、小学3年生の時、強化クラスで初めて空手の厳しさを知りました。その頃は空手が嫌いで仕方がなかったのですが、小学5年の頃大きな大会で準優勝したのをきっかけに、空手に対する意識が変わり、稽古に行くのが少しずつ楽しくなっていきました。しかし自分は決して積極的ではなく、かなりの怠け者でありますので、14年間を振返り、よく空手を続けてこれたなと感心してしまいます。これは偏に、毎回毎回道場に送り出してくれた両親と祖父母のおかげであることは間違いありません。日ごろは感謝の気持ちを伝えられませんので、この場をお借りして家族に感謝の気持ちを伝えたいと思います。これまで、ありがとうございました。
一つ、吾々は心身を錬磨し、確固不抜の心技を極めること
自分自身の心と体を鍛え、真剣に稽古に取り組み、どんな時でも動じない心と強い意志を習得していかなければならない。
道場訓の第一節です。上段でも述べましたが、自分は苦しい時、また気持ちがのらない時あきらめてしまったり、休んでしまうことがあります。普段は人のために何かできることをやろうと心掛けるのですが、いざという時は自分の事を優先してしまうのです。自分はこれを直し、いざという時に確固不抜でいられる様な人間になれるよう、日々の稽古に取り組み続けていかねばならないと思っています。先生、先輩方、これからもよろしくお願いいたします。押忍
吉川正人

新段位 | 弐段 |
所属 | 益子 |
昇段審査日 | 2015年7月5日(日) |
審査会場 | 栃木県立県北体育館 |
黒帯授与日 | 2015年8月 |
昇段レポート
「どんなに強く長い年月を闘い続ける空手家も、大きな壁にぶつかると基本稽古に帰る」、よく耳にする言葉です。 空手道の基本は、先ず立ち方。様々な立ち方がありますが、三戦立ち、騎馬立ち、前屈立ち、後屈立ちどれも、バランスをとり、身体をぶらさず頭部の上下運動を無しとする。その立ち姿勢で技を何千回何万回と反復稽古することが基本稽古であり、この積み重ねにより、時には数名の敵をも想定し、無動作から瞬時に繰り出す一撃必殺の技が養われる。基本稽古は、空手修行の道の第一歩であり、終わることなく続けるべきものと考えます。 極真空手道は、弱者を助け、大切な人を守るためにあり、そのためには自分が強くなければなりません。強い人間とは、どんな時でも基本をやり続ける人であると考え、今後も修行を続けていく所存です。 押忍
布施秀敏

新段位 | 初段 |
所属 | 益子 |
昇段審査日 | 2015年7月5日(日) |
審査会場 | 栃木県立県北体育館 |
黒帯授与日 | 2015年8月 |
昇段レポート
極真空手を始めて、12年が経とうとしております。これはひとえに、諸先生方、共に稽古に励んだ道場生の方々、そして理解し協力してくれた家族がいたからです。
きっかけは、当時真岡道場の稽古生であった吉川先生との出会いでした。仕事と私生活に無気力状態であった私は、何かをしなければ・・・ともがいていた矢先、初対面の吉川先生から空手を勧められたのです。突然の事で戸惑いもあり、入門に至るまで少し時間が掛かりましたが、真岡道場を再度訪問した際、古口先生が快く迎え入れて下さった事を昨日の様に思い出します。
だらけきっていた体には、空手の稽古はとてもきついものでしたが、常に真剣に指導して下さった古口先生に導かれ、同じ道場生であった吉川先生や、橋本先生からも色々とご指導いただきました。橋本先生の言葉には重みがあり、私はそんな人間になれるだろうか・・・と当時はよく考えさせられました。一時休会もしましたが、家族の協力もあり、今日に至ることができました。心から感謝しております。
最後にこの度、昇段の機会を与えて頂き、認めて下さった茂木師範、諸先生方、そして極真空手という壮大な修行の場を与えて下さった坂本師範、執行部の先生方に感謝し、黒帯の重さを受けとめ、これからも極真の道を歩き続けていきたいと思います。この度は、本当にありがとうございました。押忍
木琴伽

新段位 | 初段 |
所属 | 高砂 |
昇段審査日 | 2015年4月16日(日) |
審査会場 | 高砂道場 |
黒帯授与日 | 2015年6月 |
昇段レポート
この度は、昇段審査を受けさせていただきありがとうございました。
極真空手に入門し11年目、やっと憧れの黒帯を取ることができました。
極真空手を通じ『最後まで諦めない事』『礼儀作法』『強い精神力』『仲間の大切さ』『先輩や後輩との上下関係』『清い心を持つ事』などを学びました。
今では女子の選手も多いですが、私が試合に出始めた幼稚園(年中)の頃は、周りが全員男子で、女子一人だった記憶があります。練習も男子ばかりの中で頑張っていましたが、実際は心が折れそうな事が何度もありました。ただ、そのような体験をした事で大抵の男子が貧弱に思えるのはこの体験のせいでしょうか・・・(笑)貴重な体験が出来たと思っております。
今回黒帯になり、今までの色帯とは価値が違うと思います。『黒帯としての自覚を持つ』と頭では分かっていますが、正直具体的に何をして良いのか悩んでいます。ただ今まで通りではいけないかなとは思っております。まずは、もっと声を大きく出すところからスタートしたいと思います。また、後輩達の面倒を今まで以上にみていきたいと思います。
私は今後も空手を続けていきます。まだまだ未熟な私ですが、今後も末永く宜しくお願いいたします。最後に今まで指導して下さいました皆様、本当にありがとうございました。押忍
久保亜唯里

新段位 | 初段 |
所属 | 高砂 |
昇段審査日 | 2015年4月16日(日) |
審査会場 | 高砂道場 |
黒帯授与日 | 2015年6月 |
昇段レポート
この度は、昇段審査を受けさせて頂き、誠にありがとうございました。坂本師範をはじめ尾谷師範、指導員、先輩方のご指導があってからこそ昇段できたものと、心から感謝しています。
私は、空手を始めて今年で14年が経ちました。この14年間空手を通じて様々なことを学びました。中学2年生の時、他道場から移籍してきました。突然移籍してきた私を、尾谷師範、道場生の皆さんは温かく迎え入れてくれました。その時、不安だった気持ちが嘘のように消えていきました。移籍してからの尾谷師範、先輩方のお陰でより一層稽古に打ち込むことができました。
高校1年生の時、坂本道場主催の全日本大会一般女子の部に出場しました。初めて一般の部というカテゴリーで出場するということで、不安と緊張で押し潰されそうになりました。そのような中で一番に支えてくれたのは、道場の仲間達でした。稽古が終わった後、一緒に自主トレに付き合ってくれたり、泣いたり怒られたり笑ったり、本当に心から支えてくれました。このようなかけがえのない仲間達のおかげで優勝することができました。今までの入賞とはまた違う達成感がありました。今でも忘れません。
次は黒帯を締めて大会に挑んだり、指導することになります。今までの「責任」とは違います。新しくスタートラインに立ったと思い、極真坂本の黒帯という名に恥じぬよう、より一層頑張ろうと思います。
思春期で師範に失礼な態度をとってしまったことが何度かありました。この場をお借りして謝罪申し上げます。そのような時期も私を見捨てずに接して下さり、ありがとうございました。この14年間で経験したこと、学んだことは、私の人生の中で大きく役立つと思います。これまでは沢山の人に支えて頂きましたので、これからは支えてあげる人に成長していきたいと思います。押忍
郷田モラレスグンテルオスカル

新段位 | 初段 |
所属 | 足利 |
昇段審査日 | 2015年2月15日(日) |
審査会場 | 栃木県足利市毛野中学校武道場 |
黒帯授与日 | 2015年4月 |
昇段レポート
初めに、ここまで頑張れた事と、健康を与えてくれた神様に感謝します。
母国ボリビアにいた時、一番上の兄が空手を始めたことがきっかけで私も興味を持つ様になりました。日本に来た時、兄が真岡の古口先生の道場で始め、私も見学に来るよう誘われました。空手を始めたら最後までやり通さなければならない、大変なことであると分かっていました。何度も誘われ、見学に行きました。「押忍」と挨拶すると、皆も元気よく言ってくれたので、とても嬉しくて気持ちがよかったのを覚えています。みんなの組手の迫力と格好よさに、モチベーションを持ちました。
仕事の関係で、佐野道場に移り不安でしたが、皆がとてもいい人で安心しました。
茂木師範と早乙女先生にすすめられ足利の道場に行くようになり、そこで仲間と出会うことが出来ました。稽古が終わると、目標をやり遂げた満足感とやり続けたい気持ちでいっぱいになりましたが、やめたい気持ちがなかったとは言えません。長女が生まれ、一緒にいたい気持ちが強く空手に行く気持ちがなえた時は、妻が応援の言葉をくれました。次女が生まれた時も、妻は応援をしてくれました。今回の昇段審査も、妻の支えがあってやり遂げることが出来ました。
茂木師範をはじめ、古口先生、早乙女先生、津久井先生、先輩、後輩は、日本語をあまり話せない私を支えて下さり、極真を通じて一つになった様な気持ちになりました。兄が、興味とやる気を持たせてくれたことにも感謝の気持ちでいっぱいです。すてきな家族を持つことが出来、大変な時にいつも味方でいてくれる妻にも感謝しています。
最後に、黒帯までのこの長い道をやり通し、誇りに思います。押忍
高P 美殊

新段位 | 初段 |
所属 | 真岡 |
昇段審査日 | 2015年2月15日(日) |
審査会場 | 栃木県足利市毛野中学校武道場 |
黒帯授与日 | 2015年4月 |
昇段レポート
黒帯を取得するにあたり私を育てて下さった坂本師範をはじめ茂木師範、諸先生方にこの場をおかりしてお礼を申し上げます。
私は空手に入った時よりずっと黒帯に憧れていました。幼かった私は「早く黒帯が欲しい」と安易な考えでいました。ですが歳を重ねるごとに先生方や黒帯の先輩方の姿を見ていて「私にはまだ早い」と考えるようになり、気が付けば黒帯取得に12年の月日が経っていました。12年間で沢山のことを学び、勉強させて頂きました。大会の勝敗の厳しさはもちろんですが、大会の運営や会場を作るにあたり、沢山の方々の協力があって私達が良い環境で試合が出来ているのだと痛感致しました。選手の大変さに加え、裏方の仕事の重要さ大変さを、先生先輩方を通して学ばせて頂きました。さらに審判員としても沢山勉強させて頂いています。今までは、「自分の試合を判定してくれる人」と思っていましたが、それは全く違い審判も選手と一緒に戦っている、そして審判員として判定をつけさせて頂くという事が分かりました。
これからは黒帯としてまた一から、成長できるよう日々の修行に励んでいきたいと思います。まだまだ未熟者ですのでご指導の程宜しくお願い致します。
日頃より、陰ながら支えて下さっている古口先生をはじめ、道場の先輩方や両親の恩に報いるためにも、精進していきたいと思います。押忍
福田 樹英厘

新段位 | 初段 |
所属 | 真岡 |
昇段審査日 | 2015年2月15日(日) |
審査会場 | 栃木県足利市毛野中学校武道場 |
黒帯授与日 | 2015年4月 |
昇段レポート
私は、小学4年生の時に極真空手を始めました。弟の入門がきっかけで、迎えに行った時に練習している姿を見て、私もやってみたいと思い始めました。中学校に入学し、部活と空手の両立が難しく、一度は空手から距離を置くかたちになりましたが、弟の大会に応援に行った時に一生懸命闘う選手の姿を見て、私ももう一度頑張ってみようと思い、再び始めました。
体が小さく、大会に出ると人間サンドバックの様に攻撃され、嫌になることも多々ありましたが、空手を通して心・技・体を鍛えることが出来、精神的にも成長できたと思います。そして子供の頃から合宿に参加するなど、親から離れて行動する経験をしてきた事も、とても意味のあることだと感じています。
今後は、救命救急士になるための学校に通いますので、今までの様に稽古に参加することは難しくなると思いますが、これまで空手を通して経験してきたことを、後輩に伝えていきたいと考えています。
今までご指導下さいました、坂本師範をはじめ茂木師範、古口先生、諸先生方、先輩方に尊敬と感謝の意を表し、今後もご指導宜しくお願い申し上げます。この度は、本当にありがとうございました。
青木 凌翔

新段位 | 初段 |
所属 | 大田原 |
昇段審査日 | 2015年2月15日(日) |
審査会場 | 栃木県足利市毛野中学校武道場 |
黒帯授与日 | 2015年4月 |
昇段レポート
この度は、昇段審査を受けさせて頂きありがとうございました。応援に駆けつけて下さった道場の皆様にもこの場をお借りしお礼申し上げます。
僕は幼稚園の時に、大田原道場に入門しました。型稽古より組手の方が好きで、強くなることに憧れ、道場での稽古の他、家での自主練習も一生懸命取り組みました。空手を通じて、諦めず、努力を怠らず、一生懸命頑張る事の大切さを学びました。
審査を受けるにあたって大変なことは沢山ありました。苦手な型稽古に取り組むこと、10人組手をやり遂げるための体力づくり、毎日毎日頑張り審査に挑みました。
審査での基本・移動・補強・型は稽古の成果が出てしっかりと出来ました。10人組手も大変緊張しましたが、皆さんからの応援が力となりやり遂げることが出来ました。
これからは黒帯という意識を胸に、しっかりと稽古に励み後輩の手本になっていきたいと思います。茂木師範、花塚先生、小林先生、各道場の先生方、先輩方、ありがとうございました。押忍
志村 優成

新段位 | 初段 |
所属 | 足利 |
昇段審査日 | 2015年2月15日(日) |
審査会場 | 栃木県足利市毛野中学校武道場 |
黒帯授与日 | 2015年4月 |
昇段レポート
この度は、昇段審査を受けさせて頂きありがとうございました。
私は空手の型をやってみたいという気持ちで、5歳で入門しました。入門当初は、動きが分からず泣いてしまったり、道場に入れないこともありました。先生から、「最初から完璧に出来れば、稽古は必要ない。コツコツ努力することが大切だ」と言われました。私はそれから、人と比べる稽古はやめ、自分に出来る精一杯の力で稽古に取り組みました。
小学3年生の頃から試合に出場する様になりました。緊張で体が固くなりいつも通りに動けず一回戦負けという結果ばかりでした。出場するたびに入賞したいという気持ちが高まり、出稽古にも行くようになりました。出稽古の成果で入賞することができる様になりました。
中学生になり環境の変化からなかなか稽古に行けなくなりましたが、茂木師範から昇段のお声を掛けていただき大変嬉しかったです。出来るだけ稽古や特練に参加し、稽古に取り組みました。大人相手の組手稽古は嫌になることもありましたが、「絶対あきらめるな。最後までやり通せ」津久井先生からの言葉が励みになりました。
これからも稽古に励み、黒帯として恥じない人間になる様自覚を持って頑張っていきたいと思います。押忍
亀田 万琳

新段位 | 初段 |
所属 | 足利 |
昇段審査日 | 2015年2月15日(日) |
審査会場 | 栃木県足利市毛野中学校武道場 |
黒帯授与日 | 2015年4月 |
昇段レポート
今回は昇段審査を受けさせて頂きありがとうございました。
私は3歳の時、両肘の関節が弱く脱臼を繰り返していたので、筋肉をつけるために母親に勧められて入門しました。幼かった私には移動稽古や型を覚えることが難しく、家で練習したのは覚えています。
空手歴10年の中で、印象に残っている事が2つあります。
1つは、小2の時にレディースカップで優勝したことです。2つ目は、小5の時に型の団体戦に出場して優勝したことです。前年度大会で3位という結果だったので、優勝は本当に嬉しかったです。どちらも、練習嫌いな私が珍しく練習を頑張り得た結果だったので、練習の大切さを感じました。徐々に体力や持久力がつき、いつの間にか肘の脱臼もしなくなりました。小学校の体力テストでは、6年間毎年A判定が取れました。
組手の稽古や試合ではあざを作ったりしましたが、心身共に鍛えられ、我慢する事を覚え、自分より強い相手に対しては逃げずに全力で立ち向かっていく気力も身に付けることができたと思います。
最後に、これまで指導してくださった師範、先生方、先輩方に感謝申し上げます。これからも宜しくお願い致します。押忍
小野里 笑菜

新段位 | 初段 |
所属 | 足利 |
昇段審査日 | 2015年2月15日(日) |
審査会場 | 栃木県足利市毛野中学校武道場 |
黒帯授与日 | 2015年4月 |
昇段レポート
この度は、昇段審査を受けさせて頂きありがとうございました。
私は3才の頃、母に勧められ足利道場に入門しました。入門した当時は、ずっと泣いていたため、茂木師範や諸先生方に大変ご迷惑をおかけしたと思います。
組手の試合ではいい結果が残せなくても、続ければいつかは結果が出ると茂木師範が言って下さったことが励みになりました。入賞できた時に師範から褒められたことが嬉しくて、それからは毎日稽古に励みました。すぐに結果がでなくても、努力を続ける事が大切だと思いました。
型の試合では姉に負けたことがあり、大変悔しい思いをしました。その後姉と対戦する機会は持てませんでしたが、悔しさがばねとなり、入賞することが出来ました。
今まで憧れであった黒帯という存在になり、これからは黒帯に恥じない人間になるよう努力していきたいと思います。そして、いつも謙虚であることを忘れない様にしたいと思います。これからも頑張っていきますので、宜しくお願い致します。押忍
三井 海楽

新段位 | 初段 |
所属 | 佐野 |
昇段審査日 | 2015年2月15日(日) |
審査会場 | 栃木県足利市毛野中学校武道場 |
黒帯授与日 | 2015年4月 |
昇段レポート
この度は昇段審査を受けさせて頂き、誠にありがとうございました。
小2の冬、テレビで見た空手が「格好良かった」という理由で両親にお願いし入門しました。組手の稽古ではよく泣いていた事を思い出します。それでも負けずに一歩一歩進んできた甲斐があり少しずつ大会で入賞できる様になり、自信がつき稽古に励むことが出来ました。
中学生になり部活との両立に悩んでいた時、茂木師範から声を掛けて頂きました。今は「一生懸命」ではなく「一勝懸命」でいい。壁を乗り越える自信が無くなっていた自分が、忘れていた気持ちでした。一つ一つ全力で。
茂木師範、早乙女先生をはじめ、これまでお世話になった皆さんに感謝し、これからも稽古に励んでいきたいと思います。 空手に出会えて、本当に良かったです。押忍
下迫 美法

新段位 | 初段 |
所属 | 金津 |
昇段審査日 | 2015年2月1日(日) |
審査会場 | 福井県鯖江市三六武道館 |
黒帯授与日 | 2015年3月 |
昇段レポート
私の極真空手との出会いは、幼い頃に見たテレビの映像でした。自然石や瓦を砕く映像に「空手スゲー!」と衝撃を受けました。入門は25年前、当時大学生でした。
厳しい稽古で、いつも足を引きずっていました。それでも、「強くなっている」と思うと苦になりませんでした。試合には数回出ましたが、良い成績を残せず弱さを痛感しました。
茶帯の時に転勤があり、長い間空手から遠ざかりました。その間も、試合結果に対する負い目から「このまま終わっていいのか」「勝つまで続けるべきだろう」と悩みましたが、怠け心もあり「仕事だから仕方ない」と誤魔化していました。
再開のきっかけは、幼稚園に通う息子の「やってみたい」の一言でした。それ以来、息子との組手はとても楽しいものでした。
何度か先生方から昇段のお話を頂きましたが、お断りしてきました。幼い頃から極真空手に憧れていた自分にとって、「黒帯」とは「最強の証」です。試合実績もなく、ただ長く茶帯を巻いているだけの自分にその資格はない、と思っていました。
昨秋、初一代行と山口支部長から「長く続けていることも重要。黒帯への挑戦が息子さんにとって刺激になる」と受審を勧められました。せっかくの機会でもあり、所属道場の竹原支部長、道ノ下、小西両先生に相談し、全福井大会に出場し、過去の試合結果に対するけじめをつけてから受審することにしました。結果は、納得できる成績でした。
審査当日、連続組手には十分スタミナをつけて臨んだつもりでしたが、途中で息が上がり恥ずかしい限りでした。また型や移動についても、きちんと相手を想定した技を出せていたか、反省点が残る内容でした。
この度、審査にわざわざお越し頂いた坂本代表師範、また川口本部長をはじめご協力下さった諸先生方、誠にありがとうございました。今後は年齢との相談になりますが、「あの程度で黒帯か」と思われることがないよう、常に精進していきたいと思います。押忍
酒井 慶登

新段位 | 初段 |
所属 | 鯖江 |
昇段審査日 | 2015年2月1日(日) |
審査会場 | 福井県鯖江市三六武道館 |
黒帯授与日 | 2015年3月 |
昇段レポート
この度は、昇段審査を受審させて頂き誠に有り難うございました。この場をお借りして、坂本師範、川口本部長、各道場の先生や先輩方、道場生の皆様に心より御礼申し上げます。
私は、友人が空手をやっていることを知り興味を持ち入門しました。最初は組手がとても怖く、辞めたいと思った時もありましたが、先輩方の楽しそうにしている姿や苦しいはずなのに笑顔でやっている姿を見て、強くなれば楽しくなると思い、強くなりたいという気持ちで、辛い稽古も続けることができました。
審査当日は、緊張のあまり型を間違えてしまい、もう一度させていただきました。10人組手では、5人目で効かされてしまいましたが、皆様の声援のおかげで何とか最後まで戦い抜くことができました。この審査を通して自分の弱さにとても悔しく反省がたくさん残りました。黒帯という新たなスタートですが、ここまで空手を続けられたのも両親の支えや、先輩方の支えもあったからだと思っています。その感謝を忘れずに、そして、この反省を忘れずに稽古に励みたいと思います。そして、今まで以上に努力していきたいと思います。