2014年度昇段レポート

昇段レポート年度別見出し

小野 湧也

小野 湧也
新段位 初段
所属 足利
昇段審査日 2014年12月21日(日) 
審査会場 栃木県佐野市民体育館
黒帯授与日 2015年2月22日



昇段レポート

 この度は、昇段審査を受けさせていただきありがとうございます。
小学2年の時に知り合いの方の紹介で入門しました。入門した時はとても楽しかったですが、徐々に空手の厳しさが分かってきました。思っていた以上に厳しかったので何度も逃げたくなりましたが、初めて出場した組手の試合で「3位」に入賞することができた時の喜びと準決勝で負けてしまった悔しさで「逃げたい」と思う気持ちから、「もっと上を目指したい」という気持ちに変わりました。その後も何度も試合に出ましたが、なかなか結果を残す事ができずやる気をなくしてしまいました。小学6年の時に空手を初めて5年間ずーっと目指していた「優勝」をすることができ、その後の試合でも優勝できるようになってきた事で空手に対しての考え方が変わり今の自分と昔の自分との転機だったと思います。
 中学に上がり部活で忙しくなり組手の試合で結果を残す事ができなくなってしまい、空手を辞める事を考えるようになりました。しかし、茂木師範や津久井先生に「茶帯まできたから黒帯までがんばれ」と言っていただき、とても嬉しく辞める事は考えなくなりました。
 そして、初段になる事ができたので今まで以上に気合いを入れ、何事にも全力でぶつかっていきたいと思います。また、今まで教わってきた事をこれからは後輩に教えていきたいと思います。
 今まで基礎から教えていただいた茂木師範をはじめとする足利道場の先生方、出稽古をさせていただいた栃木・邑楽道場の先生方、各道場の先生方、10人組手の相手をして下さった方々、今まで応援して下さった方々、ありがとうございました。これからも稽古に励みがんばっていきたいと思います。押忍

高津 章良

高津 章良
新段位 参段
所属 笹塚
昇段審査日 2014年12月7日(日) 
審査会場 神奈川県港北道場
黒帯授与日 2015年2月



昇段レポート

 「気と技の連動性について」課題レポート

 気とは生命、意識、心などの状態や働きと記されている。今まで色々な本を読んだり、先生、先輩からも「気」について聞いたことがあるが「気」というものは気持ちではないかと解釈している。常に空手の稽古で意識しているのは重心を下げ丹田を意識して自然に呼吸をとること、そして前にでる気持ち。 脱力して筋肉の収縮によって得られる力を捨ててしまうことで、呼吸法と重心移動によって生じる力を使う。などと頭ではわかっているが、技は力の中にあり、どんな時も前にでる。 気持ちを拳にのせ前に出る。みているなら叩け、見ているなら蹴れ、基本に忠実に技を出せば相手が反撃してくる、それを捌いて、また攻撃を出す。辛いときも、苦しいときも稽古をし、その凝縮の1発で相手は倒れる。とこれが今までの「気と技の連動」であった。そこに呼吸を合わせ水が流れる如く攻撃、受け、捌き、そして攻撃へと繋ぐ。しっかり腰を落とし丹田に意識を集中する。
 坂本師範から教わることは常に新鮮でとても勉強になる。最近師範から教授されたのは「引く力」「引き込む力」。前に出るだけではなく、何事も引く事も重要と。相手を引き込む、相手の力を流用する。他人に対して「気」を使う。これも気なのだと。
 何かの本に「力を出すことと受け流すことが武術の極論」と書いてあった。 今後も坂本師範がおっしゃられる理想の組手、空手へ近づけるよう日々精進していきたいと思います。

戸沢 賢治

戸沢 賢治
新段位 弐段
所属 栃木
2015年2月から小山道場開設
昇段審査日 2014年12月7日(日) 
審査会場 神奈川県港北道場
黒帯授与日 2015年2月



昇段レポート

 「気と技の連動性について」課題レポート

 重心移動、伸筋、これらを鍛える為、様々な鍛錬をし、目標を「打つ」のではなく「打ち抜くのだ」出来ると思うから出来る、思っていることに対し、強固な目標意識、忍耐力をもち拍動を力強く、呼吸や発声をしっかりさせる。
 並みの強さは歯を食い縛る努力で得られるが、その上を目指すのであれば気を振り絞り限界を超え続けなければなりません。
 自分の中に信念を持ち、どんな時も緊張しないで無念無想、勝敗は意識の中から消し、柔軟性を持ち自らの恐怖心を理解して気をコントロールし一つ前進、後退が、氣と技の連動に繋がると思います。
 川下に流れていく水のように自由に流れる流動性と連動性、心技体のバランスをもって鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、責任感や勇気、正義、誰かからの助けを期待するのではなく「自助が肝心」と思わなければならない。押忍

田村 政宏

田村 政宏
新段位 弐段
所属 栃木
昇段審査日 2014年12月7日(日) 
審査会場 神奈川県港北道場
黒帯授与日 2015年2月



昇段レポート

 「気と技の連動性について」課題レポート

 「気」とは生きるもの全てが持っているエネルギーであり、生命の活力であります。一般的な見解では、見ることは出来ませんが元気・勇気・覇気など、感じることが出来ます。空手でいえば、まさに気迫・気合いです。組手にも型にも必要であることは言うまでもありません。
 「技」も空手を続けていれば磨かれていきます。基本や移動の手技・足技、それらを組み合わせた型には気や技は不可欠です。ただ型をやっている・・・だけでなく、相手を想定した攻撃・防御の技に、気を連動させ、気迫溢れる型を実践することが大切ではないかと思います。
 組手においても、気と技の連動がなければ、簡単に相手のペースとなり得ます。
 道場訓にも「吾々は心身を練磨し確固不抜の心技を極めること」とありますが、精神面・技能面・肉体面など自分の全てを鍛えることで、自己の意識をしっかり持つこと、また物事に対して動揺しないようになるまでの、努力・精進をしなければならない。まさに、気と技の連動により、「心技」となるのではないでしょうか。
 空手道を学ぶ者にとって、気と技の連動性は空手修行の全てにおいて必要不可欠だと考え、自己鍛錬及び後進の指導に精進してまいります。押忍

金原 正和

金原 正和
新段位 初段
所属 座間
昇段審査日 2014年12月7日(日) 
審査会場 神奈川県港北道場
黒帯授与日 2015年2月



昇段レポート

 「気と技の連動性について」課題レポート

 気と技の連動性とは、それぞれの技の持ち得る効力を最大限に引き出すための根幹であると考える。
 はじめに、「気」という漢字を用いた熟語は数多く存在する。元気、活気、気力、気分、気性、殺気、気迫、勇気、弱気、病気などがその一例である。これら全てに共通していることは、その人の心身の状態を示す言葉として存在しているということである。ある者の気が活き活きとしてれば「活気がある」となり、またある者の気が病んでいれば「病気で苦しんでいる」となる。このことから、気とは不可視ではあるが生命体に内在するエネルギーのようなものであり、生命を維持するために必要不可欠なものであると考えられる。つまり、もし気をコントロールしこれを応用させることができれば、対象物に命を吹き込むことが可能となり、その逆もまた然りとなると推測される。
 次に、技の定義を紹介する。広辞苑第六版によれば、技とは行為や方法で、また武道においては相手に仕掛ける一定の動作であると示されている。これを空手の例に当てはめてみる。左拳を相手みぞおちに向けて真っ直ぐ伸ばして構え、右拳を脇下に構えた状態から、左拳を左脇下に引き込むと同時に右拳を相手みぞおちに向けて真っ直ぐに突き出す動作を行うことで、正拳中段突きという技を繰り出すことができる。広辞苑の定義にあるように、決められた「方法」に沿って「一定の動作」を行うことで技を繰り出している。
 しかしながら、一般的に空手の技と聞けば、相手を戦闘不能にさせる特別な必殺技のようなものを想像することが多いが、先程の技の定義とは意味合いが大きく異なってしまっている。そこで、気と技との連動性が必要になると考えられる。上記で、気とは「対象物に命を吹き込むことができるもの」との見解を紹介した。これを技、つまりは一連の動作と融合させることで、いわゆる空手の技として効力を発揮するのである。特別な意識を持たずにただ単に拳を突き出すのではなく、「相手のみぞおちをこの右拳で打ち抜き、再起不能にさせる」という気を伴って突き出すことで、正拳突きが単なる一動作ではなく、命をまとった一技となるのである。
 気とは対象物に命を吹き込むものであり、空手において技を技として成立させるために必要不可欠なものである。繰り出す動作の一つ一つにこの気と技との連動性を意識し、それぞれの技の持ち得る効力を最大限に引き出すことにつながるのである。

油科 唯

油科 唯
新段位 初段
所属 田町
昇段審査日 2014年12月7日(日) 
審査会場 神奈川県港北道場
黒帯授与日 2015年2月



昇段レポート

 「気と技の連動性について」課題レポート

 今回昇段審査を受けるにあたり,昇段レポートの課題である「気と技の連動」について考えてみました。
 そもそも空手との邂逅は,高校入学時の部活動紹介の時であり,初めて見た上段回し蹴りは恰好が良く,空手部に所属すれば大好きなジャッキー・チェンのようになれるのではないかと,欣喜雀躍としたことを今でも思い出します。
 また,空手部に所属し始めてからカンフーと空手が違うことに気付きましたが,既に私自身、空手の格調高雅な世界に魅了されていたため,退部しようという気持ちは当然起きることなく,高校3年間部活を続けました。
 高校生の私にとって愉しい稽古と言えば,組手や試合に出場することであり,基本や移動稽古,型は最も厭忌の情を抱く稽古でありました故,稽古を行う理由すら了解できないでいました。
 しかし,昨年の10月より田町道場に入門し,高校卒業以来,足の遠退いていました空手の稽古を始めると,基本稽古等の必要性を身に染みて感じるようになりました。手と足の連動が移動稽古や型の時に必要となること,呼吸の仕方も稽古の一つだったということ,また組手で相手の攻撃に対しては円を描くように捌くといったことが必要になるということが少しずつ分かり,なぜ今まで稽古に含まれていたのかが腑に落ちるようになってきました。
 このように今になって空手を理解し始めようとする未熟な私であり,初段の実力には程遠いですが,帯に恥じないようこれから益々精進をして稽古に励んで参りますので,これからもよろしくお願い致します。
 最後に,10人組手の相手をして下さった山辺先生,道場生の皆様,勝田先生をはじめ女性の方々に対し、感謝の念に堪えません。普段の稽古では,女性相手に組手を行うことが稀有であるため,大変に貴重な経験となりました。
 また,田町道場に入門し,もう一度空手を始めようと思い立ちました契機が,試合に出場したいという気持ちでしたので,来年は試合への出場を目標と致します所存です。

宮本 佐知恵

宮本 佐知恵
新段位 初段
所属 港北
昇段審査日 2014年12月7日(日) 
審査会場 神奈川県港北道場
黒帯授与日 2015年2月



昇段レポート

 「気と技の連動性について」課題レポート

 私が空手を始めた理由は、子供の頃から武道に憧れがあったからでした。今考えると、自分に足りないものに魅かれた様に感じます。
 始めた頃の組手は酷いもので、教えて頂いた技を使っての力のぶつけ合いで、自分は勿論、相手にも怪我をさせてしまう状態で、先生方に力では無いと言われても理解できませんでした。しかし稽古を重ねていく事で、一つ一つの技の意味や繋がり、型や基本稽古の重要性、組手のあり方など、少しずつ理解を深め、今日の自分より明日の自分が上回れる様に心がけている自分に気づきました。「気」と言う言葉を使って表現していただける様になったのはこの頃からだったと思います。
 茶帯になり、型の難易度も上がり、型や技の形を覚え、強弱緩急を少しずつ身につけたとしても、更にもっと奥深く広げていくには「気」の流れを止めずに技へ連動させる必要があり、言葉で何となく理解できても、実際はまだ私は「気」を出しコントロールする事さえ出来ません。
 組手や型、移動稽古の動きの中で「気」を溜めて開放する。「気」は点や直線ではなく円や球の動きで、その中で捻りも生まれ技へ連動され、組手では相手との「気」のキャッチボールが自然に出来るようになるものだ。坂本先生のご指導は言葉では理解できても、一朝一夕で出来るものではないのです。
 そういえば、二年ほど前からある先輩と組手をすると、約束組手の様にやり取りがスムーズで楽しいと思うようになりました。その先輩の器量と技術のお陰が大きいとは思いますが、身体だけではなく気持ちのキャッチボールが少しずつ自分にも身につき始めている様に感じています。まだ「気」のやり取りが出来ているのとは程遠いとは思いますが、相手を倒す、相手に勝つという驕りは「気」を連動させるには邪魔な存在でしかないのです。
 私は若い頃からプレッシャーに弱く、大切な時にミスをします。人前に出て型を披露する事への重圧から普段出来ていた事を忘れてしまうというのは、ただ単にやり込みが足りないだけではなく、「気」を溜め技に連動させ開放するという自然な流れが身についていない現われで、これを探求していく事がプレッシャーに弱い自分に克つ近道なのだと思います。
 今回このレポートを通して、今までとこれからの自分の生き方を改めて考える良い機会を頂けたように思います。自分に足りないものは何なのか、これからも更に謙虚な心で学び、常に真剣に稽古に励んでいきたいと思います。

川又 咲季

川又 咲季
新段位 初段
所属 上三川
昇段審査日 2014年7月6日(日) 
審査会場 栃木県北体育館武道場
黒帯授与日 2014年8月



昇段レポート

 この度は昇段審査を受審させて頂き、ありがとうございました。
 極真空手を始めたのは10年前になります。弟が入門する時に、友達の女の子が空手を習っていることを知り、自分も習いたくなり入門したことをよく覚えています。
 小学5年生の時、交流試合の成績が良かったため選抜の強化練習に参加させて頂ける様になりました。古口先生、道場の先輩方、栃木支部の先生方にご指導して頂き、多くの大会等に参加することができました。色々な経験をさせて頂き、自分は本当に恵まれていると感じました。
 中学生にあがると、走ることが好きだった私は長距離と駅伝に強い陸上部に入りました。平日はもちろん土日もほぼ毎日練習で、部活の後、整骨院に行き、それから道場に通うという生活を続けていました。空手と陸上を両立していく中で自分が心に決めていたことは「絶対にどちらも疎かにしない」ということでした。練習、結果、どちらも充実させてこそ、応援して下さる方々への恩返しであると思い、また中途半端にすることに対し、自分のプライドが許しませんでした。空手と陸上の相乗効果は、自分が一番実感することができました。陸上での持久力が空手で役に立ち、空手での筋力、脚力が陸上で役に立ち、空手でも陸上でも良い結果を出すことができました。一つ一つ結果が出る度に、どちらも疎かにせずまた頑張ろうと思いました。周囲の応援して下さる全ての方々と両親に感謝しながら、空手と陸上を両立し続けてきたこの時期は私の人生の中で濃い時間になると思っています。
 審査当日は前回の審査のことがよみがえり一睡もできないまま臨みました。型が心配でしたが、練習してきたことを何度も思い返し、一緒に受審する弟と合わせました。10人組手は、先生方やたくさんの方々に応援して頂き、大変励みにすることができました。終わった後、皆さんから感動したと言って頂き、一生懸命やり切って良かったと思いました。
 初段への昇段をお許し頂いたここからが始まりです。黒帯を締めるにあたり、初心を忘れることなく、今度は教える立場として恥じない様に精進していきたいと思います。茂木師範、古口先生、各道場の先生方、先輩方、ありがとうございました。

川又 晃生

川又 晃生
新段位 初段
所属 上三川
昇段審査日 2014年7月6日(日) 
審査会場 栃木県北体育館武道場
黒帯授与日 2014年8月



昇段レポート

 この度は、昇段審査を受けさせていただきありがとうございました。
 極真空手を始めて11年目になります。小学1年の時、極真空手のポスターを見て、両親に勧められ極真会館に入門しました。通い始めのころは「楽しい。空手を始めてよかった。」と思っていました。しかし、稽古をしていく中でその大変さを実感し、練習に行きたくないという気持ちが徐々に大きくなっていき、親に「行きたくない。」と言っていたのを今でも覚えています。
 今回の審査では、基本・移動・補強・型と進み、最後に10人組手を行いました。10人組手は正直とても辛かったです。私は、5人目ぐらいから半分意識がない状態で、立っているのが精一杯でした。しかし、先輩や後輩、保護者の皆様の声援により、無事完遂することができました。相手をしてくださった先輩方、有難うございました。
 黒帯となり指導者として新たに極真の道がスタートしました。審査や稽古で学んだ事を肝に銘じ、これからの稽古では黒帯をしめることに責任を持ち、稽古に励んで行きたいと思います。
 最後に、ご指導いただいた先生方、両親に感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。押忍

石原 宏樹

石原 宏樹
新段位 初段
所属 足利
昇段審査日 2014年7月6日(日) 
審査会場 栃木県北体育館武道場
黒帯授与日 2014年8月



昇段レポート

 この度昇段審査を受けさせて頂き、ありがとうございました。
 幼稚園の年長から空手を始め、この8年間、いろいろ貴重な体験をさせていただきました。私は空手の中で特に組手が苦手で、痛くていつも泣いていました。組手がある日の稽古は、行くのがとても嫌でした。嫌だと思いながらも続けていくうちに、少しずつ勝ちたいと思うように変化していきました。
 一方、型の稽古は楽しく好きでした。初めて出場した型の大会では、準優勝する事ができましたが、それでも納得できず、再び型の大会に出場しました。今度こそはと思いながら、自分の全力を出し切った結果、優勝する事ができてとても嬉しかったです。この時、「空手をやめなくて良かった。あきらめなくてよかった。」と思いました。今ではこの経験から、何事もあきらめずにしっかりと取り組めるようになったと思います。
 年に2回の合宿では、道場の仲間や他道場の人達と一緒に稽古をしました。この合宿から、空手への取り組み方と自分の身の周りの事は自分でやるという自立心を学ぶことができた気がします。これらの経験を今後もいろいろな事に活かし、さらに空手を通じて自分を大きくしていきたいと思います。
 茂木師範、福富先生、川島先生、津久井先生、たくさんの先生方、先輩方、ご指導ありがとうございました。黒帯という自覚を持ち、これからも頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。押忍

野村 祐介

野村 祐介
新段位 初段
所属 邑楽
昇段審査日 2014年3月2日(日) 
審査会場 栃木県足利毛野中学校武道場
黒帯授与日 2014年4月



昇段レポート

 この度は昇段審査を受審させて頂き、誠に有難うございました。この場をお借りし、茂木師範、田所先生をはじめ、各道場の先生、先輩方に心より御礼申し上げます。
 今から7年前、息子に空手を習わせたいと道場を探していたところ、邑楽道場新設の案内を偶然目にしました。見学させて頂いて、自分も子供も一緒にやってみようという思いになり、親子で入門いたしました。
 当時の私は、空手はおろか格闘技にも興味がありませんでした。「空手バカ一代」を読み、日々の稽古で筋肉痛になりながらも次第に空手に夢中になっていきました。初めはいつか黒帯が取れればいいと漠然と思っていましたが、昇級審査、試合を積み重ね経験し、有段者になる事がしっかりとした目標になりました。合宿や合同稽古では、黒帯の先輩方の体当たりで熱いご指導に、自分の力のなさを痛感し、もっと強くなりたいと願うようになりました。しかし、思いとは裏腹に怪我が続き数ヶ月稽古を休むこともありました。家族にも迷惑をかけ、ジレンマする日も幾たびかありましたが、その度田所先生に励ましのお言葉を頂き、また熱心に指導して頂いたおかげで、今日まで続ける事が出来した。
 審査当日は、これまでにない緊張感を味わいました。10人組手では、たくさんの方々の声援やアドバイスを頂き、最後まで何とかやり遂げる事が出来ました。改めまして、 組手の相手をして下さった先生方、道場の皆様、本当に有難うございました。  昇段審査を通して、色々な事を経験させて頂きました。そして続ける事の大切さを学びました。今後はこの経験を活かし、黒帯に恥じない実力をつけると共に、立場を自覚し、日々精進してまいりたいと思います。押忍

小野里 紗智

小野里 紗智
新段位 初段
所属 足利
昇段審査日 2014年3月2日(日) 
審査会場 栃木県足利毛野中学校武道場
黒帯授与日 2014年4月



昇段レポート

 この度、昇段審査を受けさせて頂き、ありがとうございます。そして応援に駆けつけて下さった皆様、この場をお借りし、心よりお礼申しあげます。
 極真空手は、5歳の春に始めました。両親が「精神を鍛える」ために私を入門させました。気軽な気持ちで始めた私でしたが、黒帯の先輩方を見て、私も黒帯を取りたいという気持ちが生まれてきました。
 ある日、茂木師範から昇段審査を受けて良いといわれ、その日から基本、移動、型、組手を一つ一つ丁寧に見直しました。やりこんだだけ自信が付きましたが、昇段審査の日にちが近付くにつれ、不安も大きくなっていきました。当日は、緊張でお腹が痛くなりましたが、基本、移動、型、補強を精一杯やる事ができました。そして最大の難関、10人組手。
 一人目は中学一年生の女の子とやりました。終わった後に「頑張れ」と言ってくれたので、気持ちが強くなりましたが、後半は自分の体が動かなくなり息も上がってきて気持ちを強く持ち続けることが大変でしたが、両親をはじめ先生方、先輩方、仲間の応援のおかげで最後までやり遂げようという気持ちになり、全力を出し切る事が出来ました。この経験は、今後に必ず役立つ事と思います。
 約10年間、私を育てて下さった茂木師範、先生方、本当に有難うございました。 そして、お忙しい中、組手の相手をして下さった皆様、ほんとうに有難うございました。 これからは、後輩のお手本になるよう日々努力していきます。押忍

田口 裕雅

田口 裕雅智
新段位 初段
所属 佐野
昇段審査日 2014年3月2日(日) 
審査会場 栃木県足利毛野中学校武道場
黒帯授与日 2014年4月



昇段レポート

 この度は昇段審査を受審させて頂き誠にありがとうございました。 ただただ強くなりたい。そんな思いを胸に、親に勧められ極真空手に入門しました。
入門当時は体力もなく、泣き虫であった自分を茂木師範を始め先生方から丁寧にご指導を頂きました。稽古に行くたび組手に負け泣いていた自分ですが、休むことなく稽古には行き続けました。その甲斐もあり小学2年生の全関東大会で初めて優勝しました。その時、先生方と抱き合いながら泣き、喜んだ思い出は今でも鮮明に覚えています。その後も目標に向かって頑張ってきました。中学校に入学し、部活との両立は難しいものがありますが今後もその目標を変えることなく頑張っていきたいです。
 型でもたくさんの先生方にお世話になりました。昇段審査に向け覚える型は多く、想像以上に大変でした。その中でも基本である、重心を低くすることが出来ていなくて、今までの自分の甘さを改めて実感しました。しかし、数をこなすうちに、自分でも納得のいく良い動きが出来る様になりました。
 そして昇段審査当日。始まると体が思うように動かず、基本、移動、型はあっという間に時間が過ぎました。10人組手では、立っているのがやっとの状態でしたが、皆の応援が聞こえて、「ここで諦めたら一生何事も諦めの人生になってしまう」と思い最後には全てを出し切る事が出来ました。指摘された事を今後の課題とし、稽古で改善したいと思います。自分ひとりの力ではなく、周りの方からの応援があって手にすることが出来た黒帯だと思います。
 これからは指導員としての自覚を持ち、頑張っている人がいたら全力で応援する、そんな人間を目指し、これからも稽古に励んでいきたいです。押忍

和田 小梅

和田 小梅
新段位 初段
所属 佐野
昇段審査日 2014年3月2日(日) 
審査会場 栃木県足利毛野中学校武道場
黒帯授与日 2014年4月



昇段レポート

 この度は、昇段審査を受けさせて頂き有難うございました。 私は小学校1年生の時、佐野道場に入門しました。本当は女の子らしい習い事がしたくて、ピアノをやりたいと母親に言いましたが、兄が空手を習っていたので、空手をすすめられました。母に「体験してみて、嫌だったらピアノをやれば・・・」と言われたので、すぐに体験に行ってみました。見ていると、とても痛々しくて、正直やりたくないと思いましたが、実際やってみると楽しく、すぐに入門しました。ピアノの事など忘れて、空手に夢中になっていきました。
 私は型があまり好きではありません。型よりも組手が好きで、もっと強くなりたいと思い、稽古に励みました。初めての大会で好きな組手で入賞する事が出来て嬉しかったですが、その後なかなか入賞できなくなり、悔しい思いばかりが続きました。
 「継続は力なり」この言葉を胸に、毎日稽古に励みました。そして少しずつ入賞できるようになり、努力が実を結びました。目標としていた大会での入賞は、自分にとってとても大きなものになりました。
 中学生になり、部活の練習で稽古に行けなくなりました。不安を抱え、自信を失ったまま稽古に行き始めた頃、茂木師範に声をかけて頂きました。その時の言葉を信じて少しずつ今できることを全力で頑張りました。一歩一歩ですが前進する事が出来たと思います。
 所属道場に関係なく指導して下さった先生や、稽古に付き合って下さった先輩方、道場生の皆様、たくさんの方々のお陰で昇段審査を受ける事が出来ました。本当に感謝しています。最後まで応援して下さった方々にも、この場を借りてお礼を言いたいと思います。本当に有難うございました。皆様のお陰で、失った自信を取り戻し、黒帯という誇りを手にする事が出来、本当に幸せです。これからは後輩たちの手本となる様、稽古に励んでいきたいと思います。押忍

金井 麻未

金井 麻未
新段位 初段
所属 佐野
昇段審査日 2014年3月2日(日) 
審査会場 栃木県足利毛野中学校武道場
黒帯授与日 2014年4月



昇段レポート

 私が空手を始めたのは小2の夏でした。泣き虫を直すため、母親に連れられて入門しました。最初は痛くて辛くて、行きたくないと思う日もありました。しかし、友達がだんだんと増えていき、試合でも賞を取るようになっていくうちに、嬉しくて練習が楽しいと思うようになりました。
 中学に入ってからは、部活と稽古の両立が難しく辞めたいと思いましたが、友達が頑張っている姿を見て、自分ももっと頑張って続けようと思いここまでくることができました。
 昇段審査を受けて、日々の稽古を頑張った事や、特練で辛かった事を思い出しました。
 これからは、後輩に自分が学んだことや経験した事を伝えていきながら、自分自身も初心にかえりさらに色々な事を学んでいき、後輩のお手本となれる様努力していきます。
 最後に、今まで指導して下さった茂木師範、先生方、ありがとうございました。押忍

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