2011年度昇段レポート

昇段レポート年度別見出し

田中 亨

田中 亨
新段位 弐段
所属 新小岩
昇段審査日 2011年10月30日(日) 
審査会場 BUMB東京スポーツ文化館
黒帯授与日 2012年2月5日



昇段レポート

 初段から弐段になるまで9年間の月日が経ち、このレポートを書き始めると色々な事が思い出されてきます。
 入門した当時は稽古中30分足がつり何も出来なかった事、試合に優勝し天狗になり、どん底まで落ちていった事、 逆に1回戦で負けそこから必死に努力し大事な物を見つけた事、今思えば大波の道を歩んできたからこそ 今の自分があるのだと思います。
 試合で勝てばいい、自分さえ良ければという考えから、まずは自分がやり、人の数倍努力し、みんなの為に、 みんなと一緒に空手をやっていきたいと思うようになりました。もちろん自分自身に対する努力も怠る事も忘れません。 私は誰にも負けたくありません。何でも出来る空手家になりたいと思っています。 基本、移動、型、補強、走り、審判、当然組手も強く且つ上手くなければいけないと。そしてそれを稽古で審査で試合で 見せなければ何の意味もありません。
「実践なくんば証明されず、証明なくんば信用されず、信用なくんば尊敬されない」
「力なき正義は無能なリ、正義なき力は暴力なり」
強くやさしく、尊敬される人間になれる様毎日努力を続けていかなければなりません。勝って驕らず負けて腐らず、 人は負けたり挫折しそうになった時どう動くか。諦めてしまうか、一層努力するのか。
 試合に負けた人に良く言います。「負けた人間は勝った人間より強くなれる」 悔しい思いをした人はそれだけのパワーと課題があります。まさに「努力に勝る天才はなし」です。
 最後になりましたが、こんな私を指導し育ててくれた坂本師範、尾谷師範に尊敬と感謝の意を表し、 今後もご指導、ご鞭撻賜りますよう宜しくお願い申し上げます。押忍

倉持 明人

倉持 明人
新段位 弐段
所属 新小岩
昇段審査日 2011年10月30日(日) 
審査会場 BUMB東京スポーツ文化館
黒帯授与日 2012年2月5日



昇段レポート

 昇段審査という貴重な機会を与えて頂きました事を、坂本師範、尾谷師範、坂本道場諸先輩、道場生の皆様に心より感謝致します。
 入門初日、稽古が終わり、電話が入り「産まれそうなんですけど・・・」の後に生まれた娘は、 もう小学6年生となり、ミルクを飲ませながら見ていた(私が)極真空手のビデオも覚えてないようで、 一緒に空手やろうよというと、痛そうだからイヤと言っております。
 昇段レポートを書くにあたり、前回のレポートを読み返すと、今回の筆記試験にもあった、機に発し、感に敏なることの文があり、複雑な思いです。 (師範、申し訳ありません。筆記試験は、間違えました。)  そして、前回の昇段後、職が変わり、勤務先の会社が多忙である事より、なかなか稽古に出られず、焦りと諦めの複雑な心境でした。 最近は、私自身の中で、仕事、空手に年齢が加味されているような感じがしています。 空手の方は、怪我は、なかなか治らない。手足が、頭の中と実際の位置とがズレてるわ、思うように動かないわで、一苦労です。 動かないのは、以前からかもしれませんが・・・仕事の方は、役職年齢(経験かも)としての業務をこなしている(つもり)ですが、 空手の方は、まだまだ模索中(遅いかも)です。
 やはり、一歩一歩進んでいくしかないのだと、痛感しております。 重荷を背負って、坂道を登るみたいな言葉があったような気がし、ひとり、納得している次第です。 今回の審査も、新たな通過点とし、稽古を継続してゆきたいと考えております。
 私事ですが、ここまで空手を継続できた事にあたり、家族にも感謝致します。押忍

会田 逸郎

会田 逸郎
新段位 初段
所属 新小岩
昇段審査日 2011年10月30日(日) 
審査会場 BUMB東京スポーツ文化館
黒帯授与日 2012年2月5日



昇段レポート

この度は昇段の機会を与えてくださりありがとうございました。
 極真空手に入会した頃は当然の如く黒帯を目指しておりました。 ところが、白帯から色帯になりそして茶帯になると試合も上級者の大会に参加できるよう になり、試合の為の練習が増えて基本稽古よりもミット稽古のほうに重点を置いてしまい ました。2年前に帯研をしっかり受けるように言われた際も試合の練習を優先したため 参加出来ずにいました。 実際は基本稽古の大事さは判っていたのですが茶帯の居心地の良さに甘えて逃げていたの だと思います。
 ヘルニアの発症で稽古が思うように出来ない時に初段受審のお話をいただきました。 初心に帰る良いチャンスと思い、入会した時の気持ちを思い出しながら練習しましたが 、悲鳴をあげた身体が思うように動きませんでした。また今まで覚えてきた基本稽古の内容に癖 がありそれの修正にかなりの時間を要しました。さらに10人組手に備えてのミット稽古も 試合から遠ざかっていた自分には厳しいものでした。
 昇段審査当日の基本稽古、移動稽古、型、10人組手、決して納得出来る内容ではありませんでしたが、 反省点も把握する事が出来たので今後の稽古に十分活かしたいと思います。 ここ最近試合からは遠ざかっていますが、黒帯を締めて試合に出場したいと思うようになりました。 暫くは選手として頑張りたいと思います。
 最後になりましたが今回の受審に関してご協力くださった皆様ありがとうございました。 今後ともよろしくお願い致します。押忍

油科 義憲

油科 義憲
新段位 初段
所属 田町
昇段審査日 2011年10月30日(日) 
審査会場 BUMB東京スポーツ文化館
黒帯授与日 2012年2月5日



昇段レポート

 この度は、昇段審査を受審させて頂き、さらに初段に昇段させていただいた事を心より 感謝申し上げますとともに、この場をお借りしまして、坂本師範をはじめ、山辺先生、勝田先生、 諸先輩方、道場の皆様方に心より御礼申し上げたいと存じます。
 私が空手を始めるきっかけとなったのは、娘が高校の部活動で空手部に所属し、近くの 小学校で坂本道場主催の空手の大会があり、応援観戦に行ったことが始まりでした。 そこで戦う選手達の全力での殴り合い、また蹴り合う姿の格好良さに深く感激し、 瞬く間に空手の虜になりました。私も少しでもその選手達の様に強く格好良くなりたいと思い 坂本道場へ入門させていただき、約6年が経過し現在に至っております。
 強さへの憧れから始めた空手ですが、坂本道場での稽古は想像以上に厳しいものでした。 これまでほとんど身体を動かした事がなく、また年齢も当時37歳と決して若くなかったこともあり、 練習量の多さ辛さから、稽古の日が近づいて来ると何度道場へ行く事を躊躇したことか分かりません。 ですが、気持ちが折れそうになった時には、初心を振り返り気持ちを奮い立たせ何とか今まで続けて来る事が出来ました。
 今回昇段審査を受信するにあたりまして、時間を延長して型の指導及びビックミット等 数々な練習に付き合ってくださいました、水曜日一般クラスの山辺先生、榎本先輩、道場生の皆様方、 本当にありがとうございました。
 最後になりますが、昇段審査で坂本師範が言われたように、黒帯が終着点ではなく、 やっと空手のスタート地点に立ったという気持ちで、初心を忘れずにこれからも空手修行を 通じ肉体的な強さ、精神的な強さを追及していきたいと考えております。今後ともご指導宜しくお願いいたします。押忍

藤垣 慶介

藤垣 慶介
新段位 初段
所属 笹塚
昇段審査日 2011年10月30日(日) 
審査会場 BUMB東京スポーツ文化館
黒帯授与日 2012年2月5日



昇段レポート

 この度は昇段の機会を頂き、誠に有難うございました。この場をお借りしまして、坂本師範、山本先輩、 高津先輩をはじめとして、関係各位に改めて御礼申し上げます。
 2001年12月極真空手の門を叩いてから11年間、紆余曲折がありながらもこれまで空手を続けることが できたのは先生、諸先輩、仲間達のお陰であることを実感している次第です。 就職を控えた大学4年生の冬、新社会人を前にして、何か新しい自信を築きたいという 一心から極真空手をはじめたことを記憶しています。入門早々、土曜日のお昼に指導されていた 山本先輩、諸先輩方に出会い、通常の稽古以外にも日曜日夕方に行われる特別トレーニング (当時は"ファイトクラブ"という名称)にもお誘い頂いたことは、当時、道場の中での自分の 居場所を探していた自分にはとても幸運なことであったと感じます。その後も、仕事の忙しさから 道場に足が遠のくこともありましたが、道場へ顔を出せば、それまでのブランクが全くなかったか のように私に接して下さった山本先輩をはじめ、道場の方々に感謝の念に堪えません。
 この度、昇段の機会を頂くことになりましたが、これからも肉体的、精神的に成長できるよう努力して いく所存です。今後とも「頭は低く、目は高く、口慎んで、心広く、孝を原点とし、他を益する」 精神を忘れず、泰然自若な人間を目指すべく、仕事に、空手に、日々精進して参ります。 最後に微力ながら坂本道場の発展に少しでも貢献できれば幸いです。引き続き、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。押忍

山本 絹恵

山本 絹恵
新段位 初段
所属 笹塚
昇段審査日 2011年10月30日(日) 
審査会場 BUMB東京スポーツ文化館
黒帯授与日 2012年2月5日



昇段レポート

この度は昇段をお許しくださいまして誠にありがとうございました。
 早いもので私が空手を始めてから6年が経ちました。それだけの年月が経っているものの、 まだまだ技も心も未熟で、一級の帯を締めているのもおこがましく思っておりました。 そんな私にこんなにも早く昇段受審の機会をいただけたことに驚き、そして戸惑いました。 そのため自分自身がもう少し進歩してからでないと受審してはいけない気がして、 せっかくいただいた貴重な機会を無駄にしてしまうところでした。尻込みする私の背中を 押してくださった先生と先輩、そして坂本師範に感謝致します。
 また今回昇段審査に合格できたのは、私を支えてくださった皆様のおかげだと思っております。 日々ご指導くださった先生方及び先輩方、一緒に稽古している道場生の皆さん、理解のある職場の面々、 家族、応援してくださった全ての方に御礼申し上げます。感謝の念が絶えません。ありがとうございました。
 今後はいただいた黒帯に恥じないよう、より一層深く稽古しなければならないと気を引き締めております。 勉強することは山積しており、まだまだ至らない点も多々あるかと存じます。しかし坂本師範がお話くださった通り 「自分が率先して動くこと」を念頭に置き、目の前の壁にも尻込みすることなく前進していきたいと思います。 今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

酒井 良輔

酒井 良輔
新段位 初段
所属 鯖江
昇段審査日 2011年4月17日(日) 
審査会場 福井県
黒帯授与日 2011年6月



昇段レポート

 この度、昇段審査を受審させて頂き、川口師範、山口師範代、道場生の皆様にお礼申し上げます。
  私が空手と出逢ったのは15年前の小学生の時でした。友人が習っていた近所の別の流派の空手でした。 当時は仲の良い友人が習っているからというだけで、他には意味はなかったと思います。 でもそこで一緒に空手はせず、忘れかけていた時に、父に連れていってもらったのが今の鯖江支部でした。
 当時の鯖江支部には少年(少女)部が数人しかおらず一般部が中心の稽古でした。それを見た私は空手をしたいと 言ったのかは覚えていませんが、次の練習には参加するようになりました。当時はただがむしゃらに無我夢中で しているとういう感じで、年齢を重ねるにつれて思春期や反抗期、部活、友達と遊びたいという欲が出てきて、 入門当時からを知る師範と師範代にはたくさんご迷惑をかけていたと思います。そんな私ですが中学時代に 審査のチャンスを頂いたのですが、当時は試合に出ても結果が出せず、こんなに弱いのに黒帯なんか締めるのが 嫌で断りました。その後にも何度かお話は頂いたのですが、稽古が嫌いな私と社会人になり練習ができて いなかったというのもあり、流れていました。
 少し空手に対する熱がない時期があり、稽古にもたまにしか来ない私に、山口師範代はいつも「黒帯とろう」と おっしゃって下さいました。何度も言わせているセリフをそろそろと思い練習を始めました。 決めた覚悟はあれど、10人組手の怖さは取れないまま、型もギリギリで何とかなり、本番当日を迎えました。 型は緊張はせず自分なりにできました。10人組手は開き直ったのですが、身体が重く動かないことへの苛立ちがありました。 終わってみると身体じゅうが痛いのは当たり前、緊張から解放された脱力感がありましたが、組手での動けなかった悔しさが大きく、 反省させられる審査でした。でもこの思いは普段の稽古では得る事が出来ないものだと思います。 それに気付けたということを忘れずに、その悔しさを忘れずに、道場生や両親の支えがあるということを忘れずに、 黒帯という節目を向えて、新しい気持ちで、これからの空手の道を歩んでいきたいと思います。
 この度は、本当にありがとうございました。

山奥 茂樹

山奥 茂樹
新段位 初段
所属 鯖江
昇段審査日 2011年4月17日(日) 
審査会場 福井県
黒帯授与日 2011年6月



昇段レポート

 この度は、昇段審査の機会を下さり有難うございました。 川口代表、山口先生、初一先生、細井先輩はじめ各支部の先輩方、各支部の道場生の仲間たち有難うございました。
 私が空手を始めたのは、45才の時でした。息子2人が、1年前に始めており空手の練習は、いつも見ていました。 ある日2人の息子に、練習に付いて私の意見を言っていたら、「お父さんも、一緒にやってみせて」と言われ入門しました。 これが私と空手の出会いでした。私の所属する支部は、山口先生の支部です。10年も空手を続けさせてくれたのは 山口先生のおかげだと思います。今は55才ですが、まだまだ空手が楽しいので、体が続く限りは続けていきたいと思います。 息子の為にと思い空手を始めたのですが、親の私が、すっかり空手の虜になってしまいました。
 昇段審査を受ける事になった時、かなり悩みました。型一つおぼえるにしても時間がかかるのも分かっていましたし、 10人組手も、最後まで出来るのかと、かなり不安でした。川口代表・山口先生・初一先生・細井先輩には、かなりの面倒を かけたと思います。本当に有難うございました。同じ支部の子供たちの応援や保護者の方の励まし、他の支部の仲間の励ましなど、 今回は、私の人生の中で、大きな宝となりました。これで終わったわけではないので、まだまだ空手を楽しんでいきたいと思います。 続けることによって、自分自身のプラスにもなりますから、後輩にも伝えていきたいと思います。
 最後に、空手の仲間たち、本当に有難うございました。感謝しています。

増田 季子

増田 季子
新段位 初段
所属 武生
昇段審査日 2011年4月17日(日) 
審査会場 福井県
黒帯授与日 2011年6月



昇段レポート

 平成23年4月、昇段審査を受ける事ができました。 受審を許可して下さいました師範、審査を受ける様勧めて下さいました師範代、 審査を受けるにあたって、指導、また励まして下さった支部長、副支部長、 稽古にお付き合い下さった道場生の皆様、ありがとうございました。
 私は、幼い頃から人見知りが激しく、高校卒業まで部活動もせず、 何ひとつ打ちこんできたものがありませんでした。空手は小学生の頃から ずっとやりたい!いつか始めたい!と興味を持っていました。そして20才を迎えた頃、 初めて極真空手の道に入ることができました。初めて空手が習えることはとても新鮮で、 毎週の稽古が楽しみでした。当時指導して下さった支部長や先輩方には基本や組手、礼節など、 丁寧に教えて頂きました。また出稽古でも、色々な支部の方々にお世話になりました。 しかし稽古を重ねていく中、スポーツ経験がない事を気にしていた私は、精神面の弱さからか、 稽古についていく事に不安を感じることも時折あり、仕事の都合で空手からどんどん 遠のいていきました。そして稽古に行かなくなりました。空手から離れたことで、 空手は自分には向いていなかったんだと言いきかせていた反面、心のどこかでは、 本当は空手がやりたい!という気持ちも持ち続けていました。
 そして今は、現在の支部長との再会がきっかけでまた空手を続けられています。 空手のできる環境のありがたさを実感しています。過去も今も皆さんとても温かく、 やったことのない実戦や、知らない型などを丁寧に教えて下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。 これからも、この気持ちを忘れず稽古に励んでいきます。
 昇段審査では、散々だった組手を上げていくことが今後の課題として、また他の面においても 、黒帯に見合えるよう精進していきたいと思います。
 最後に、関係者の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

初一 雄将

初一 雄将
新段位 初段
所属 南越前
昇段審査日 2011年4月17日(日) 
審査会場 福井県
黒帯授与日 2011年6月



昇段レポート

 この度は昇段審査を受審させて頂きありがとうございました。  師範をはじめ、先輩、道場生の皆さんに、この場をお借りしてお礼申し上げます。
 私は幼い頃から父について行き極真空手を始めてもう10年以上になります。入門以来ずっと強くなりたい という思いで稽古に励んできました。極真空手は私の人生の中で非常に大きな存在となっております。 極真の鍛錬の中で武道としての礼儀作法も学べましたし、試合に向けて厳しい修行を積む中で 肉体的にも精神的にも強く成長できたと思います。極真空手と出会えて本当に良かったと思います。
 初段を受けさせて頂くと決まった時、極真の黒帯を締める事ができたならば、より成長しないといけないと強く感じました。基本、移動の基本的な稽古も初心に 戻ってしっかり見直し、組手や型は今より発展させようと考え練習に取り組みました。 結果的に審査を無事終える事が出来ましたが、どれも満足いく結果には至らず、今後の課題として残りました。
 最後に、指導してくださった先生方、10人組手の相手をしてくださった方々、応援してくださった 道場生の皆様に恥じないよう、極真の黒帯として日々精進していきたいと思います。押忍

松井 洋徳

松井 洋徳
新段位 初段
所属 金津
昇段審査日 2011年4月17日(日) 
審査会場 福井県
黒帯授与日 2011年6月



昇段レポート

 この度は、昇段審査を受けさせて頂き、ありがとうございました。
 極真に入門したのは今から23年前、小学3年生の時でした。親に入門させられたということもあり、 楽しいと思うことがあまりなかったように思います。結局2年で辞め、それ以降空手とは縁がありませんでした。
 強くなりたいという思いから、再入門をしたのは今から10年前。今度は自分の意思で入門を決意しました。 その頃は、強さへの憧れと若さゆえにがむしゃらだったように思います。そのせいもあって、1年もたたないうちに 腰を痛めてしまい、1年半稽古を休まざるをえなくなりました。入門して間もないこともあり、休んでいる間は 気持ちが切れそうになることもありましたが、なんとか今まで続けることができました。入門してから10年というのは、 先生や先輩からすれば短いものですが、飽きやすい性格の自分にとってはよく続いたと思います。 それだけ空手というものの魅力がいかにすごいものであるか、改めて感じる事ができました。
 昇段審査においては、不様なりにも自分の力を出すことができたと思います。これも一重に先生方、諸先輩方から指導して頂いたおかげで あると思っております。
 これからは黒帯に恥じぬよう、日々努力し、空手の楽しさ、すばらしさを道場生に伝えていけるよう、 微力ながら貢献していきたいと思います。最後に応援して下さった方々、本当にありがとうございました。

小西 伸志

小西 伸志
新段位 初段
所属 丸岡
昇段審査日 2011年4月17日(日) 
審査会場 福井県
黒帯授与日 2011年6月



昇段レポート

 極真空手の道場を訪れ、見学後入門したのは、平成13年の4月でした。 最初の頃は、Tシャツとトレパン姿で稽古をしていましたが、空手着が届き、それを着て稽古を始めると、 不思議と強くなったように思えて、心の中でにやにやしていたのを覚えています。
 しかし、月日が経つにつれ、想像以上の稽古に圧巻されっ放しでした。毎週火曜日と木曜日の 夜7時30分から10時迄の稽古で、ふらふらになりながらも先輩方の指導で、少しずつ基本稽古の突きや蹴りを、 移動稽古で足の運び、重心移動などを教えていただき、空手を習っているんだな、と実感していました。 稽古する時間と共に、帯の色が上がっていくと、いつもの稽古ではありますが、先輩達の稽古指導もより 一層厳しくなり、時には先輩からも「それでは帯が鳴きますよ」と言われた事もありました。 自分では、一生懸命やっているのですが、体が思うように動いてくれない時、体調不良で辛い時など ネガティブに考えてしまう事も時々ありましたが、それでも空手着に袖を通すと不思議なもので、 やる気が出て今日も稽古頑張ろうって思えてきました。
 今では、10年前に一緒に入門した息子、その姿を見て入門した娘と親子3人、暑い日も寒い日も 一緒に稽古をして汗を流しています。稽古をしていると、一度は試合にも出てみたいな、 本当に強くなっているのかなと思い、壮年ではありましたが、いくつかの大会にも出場させて頂き、 目標は一つでも勝つ事、絶対に負けないという気持ちで試合に出場していました。 色々な選手と試合をしていると、勉強させてもらう事が多く、それを少しでも稽古にいかせれば良いなと思い、 組み手の稽古を先輩達と色々考え、技を磨いています。
 茶帯になった頃、先輩から「あと少しで、黒帯です、気をゆるめずに一つ一つ」と言われ、 「上級なんだから、きちんと指導出来なければ」と自分に喝を入れ、黒帯を目指して稽古して来ました。
 昨年の秋頃に、支部長から昇段の話を頂いてから、基本から移動、組手、型の徹底的な稽古をして頂き、 自分の悪い癖にも気付き、直すのが大変でしたが、この4月に夢にまで見た昇段審査を受ける運びとなりました。
 審査当日は、かなりの緊張でガチガチになりながらも、何とか最後の10人組手まで乗り切る事が出来て、 審査が終了した時は、体から力が抜けてしまいました。
 入門してから、10年という長く短い年月が経ち、先輩や他の道場生、そして自分の息子娘のおかげで、 挫折もせずにここまでこれた事を凄く感謝しています。これからは諦めず一生懸命やれば、 「黒帯を取る事が出来ます。」と、一人一人に思いやりのある気持ちで指導をして行きたいと思っています。
 これまで指導して下さった支部長を初め、先輩方、本当に有難うございました。 これからも、一つでも上を目指せるよう頑張りますので、ご指導よろしくお願い致します。押忍

奥田 規之

奥田 規之
新段位 初段
所属 大田原
昇段審査日 2011年2月27日(日) 
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2011年4月



昇段レポート

 この度は、昇段審査という貴重な経験をさせて頂き誠に有難うございました。
 私が極真空手に出会ったのは約10年前の事です。以前から極真空手に興味があり、 肉体的にも、精神的にも強くなりたいと思い入門しました。しかし、いざ稽古に参加すると 自分の想像を遥かに超えた辛さで、稽古に行く事だけで精一杯でまさか自分が昇段審査を受審出来る なんて事は夢にも思いませんでした。
 徐々に稽古にも慣れ、帯の色も変わり、緑帯になった頃転機が訪れ、恥ずかしい話ですが離婚する事になり、 当時幼稚園児だった2人の子供を私が引き取る事になりました。それからは空手の稽古どころではなくなり、 空手に対する気持ちも消えそうになりながら2年が過ぎてしまいました。
 再び道場に通うまでには、花塚先生や先輩方の励ましがあり、気持ちを切り替え、自分が極真空手を始めたきっかけは、 肉体的、精神的に強くなりたいからだという事を再認識し、自分は勿論ですが、子供達にも強く育って欲しいという思いで、 子供達と一緒に道場に通う事になりました。
 子供達と共に再スタートしたからには、黒帯を目指したいという思いが強くなり、約1年前、昇段審査挑戦への決意をしました。 今までは、言われた事をこなしているだけでしたが、昇段審査を受けるには自分自身をもっともっと追い込む必要があり、 稽古が終った後に走り込みや、サンドバックの打ち込でスタミナや自信を養いました。
 審査当日、基本、移動、型が終わり、10人組手では5人目、6人目と続くにつれ何度となく心が折れそうになりましたが、 応援してくださった皆様のおかげで最後の10人までやり通す事が出来ました。
 今回の昇段審査を経て、何事も諦めずに続けていれば必ず達成出来きるという事を、私自身もそうですが、 自分の子供達にも見せられたと思います。挫折しそうにもなりましたが、心底、極真空手を続けてきて良かったと思います。
 最後に、今まで指導して下さった花塚先生や先輩方、夜遅くまで稽古に付き合って下さった道場生の皆様、 応援してくれた少年(少女)部のみんな、御父兄の皆様にお礼申し上げます。これからも、極真空手の黒帯に恥じぬよう精進して参ります。押忍

本田 浩美

本田 浩美
新段位 初段
所属 大田原
昇段審査日 2011年2月27日(日) 
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2011年4月



昇段レポート

 平成23年2月27日、昇段審査を受けさせて頂きました。
 道場に入門して、11年が経ちました。自分が、本当に強くなっているか、審査を受ける力量があるのか、 不安な気持ちもありました。仕事上、週に1日程度しか稽古に行けず物足りなさを感じていました。 しかし自分で出来る事はして、一回一回の稽古を大切にする、重要性を痛感しました。
 審査前は、道場の仲間たちが時間ギリギリまで稽古に付き合ってくれたので、不安も無くなり、 自信をもって審査を受ける事ができました。結果は反省するところもありましたが、皆さんのおかげで 合格することができました。
 これから新たなスタートラインにたち、応援してくれた方々に恩返しができるように頑張っていきたいと思います。 ありがとうございました。

福田 将斗

福田 将斗
新段位 初段
所属 大平
昇段審査日 2011年2月27日(日) 
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2011年4月



昇段レポート

 この度は昇段審査を受審させて頂き有難うございました。
 空手の経験がある僕の父は、気弱で病弱な僕を心配し空手を習わせることを決めました。 当時まだ幼稚園に通っていた僕は、ずるずると母に背中を押され空手に通っていました。 基本・移動・ミット打ち・型・組み手の稽古をし、必死に大きな声を出していました。 友達は家でテレビやゲームをして遊んでいる時、僕はどうしてこんなに痛くて、つらい稽古を しなければならないのだろうと思いました。稽古の日になると朝から憂鬱な日もありました。
 そんな僕でも、小学3年生の時、足利市の交流試合で準優勝することができました。 その試合をきっかけに「こんな僕でも勝つことができた、強くなりたい」と思い、 僕の中で空手に対する思いが変わりました。それからは、毎日稽古を積み重ね 沢山の先生方からアドバイスを頂き、目標に向かって頑張りました。涙を流す時もケガをする時も 沢山ありました。辞めたいと思った時もありましたが、僕のためを思って両親が入会させてくれた 空手なのだからと思い、頑張り続けています。今回、田辺先生から昇段審査を受けるかと言われ、 「よし受ける」と決意し、その日を向かえました。
 審査は基本稽古から始まり・移動・型と順調に終わりました。その後10人組手が始まりました。 僕は、運動誘発喘息なので、自分のペースを崩さず頑張りました。先生方や先輩達に感謝しながら、 無我夢中で頑張りました。最後の10人目は、川島先生でした。小学5年生の頃、川島先生とスパーリングした ことを思い出しました。将斗はそんなもんか、かかってこいと言われ、もっと強くなりたいと思いました。 川島先生には全力で自分を出し切って戦い抜きました。川島先生は、僕の攻撃を全て身体で受けてくれたように 感じました。最後は身体が動かなくなり声しか出ませんでした。そんな僕の身体を支え、将斗よく頑張ったと 言って下さった時は本当に嬉しかったです。
 空手を通じ色々な先生方や先輩達に出会うことができ幸せです。これからは黒帯を締める重みを胸に、 辛く苦しくても押忍のチャレンジ精神を忘れず、初心に帰り、後輩達の目標となるよう自分を磨き上げていきます。
 最後に、茂木師範・田辺先生・各道場の先生方、先輩方、本当にありがとうございました。押忍

福田 美月

福田 美月
新段位 初段
所属 大平
昇段審査日 2011年2月27日(日) 
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2011年4月



昇段レポート

 この度は昇段審査を受けさせて頂き、ありがとうございました。福富先生を始め、各道場の先生方、 先輩方、後輩・父兄の方々の温かい応援のおかげで、困難を乗り越え頑張る事ができました。
 空手は私より先に、双子の弟が習っていたので母と一緒によく見学に行っていました。 見ていても全然楽しそうでないし、田辺先生の大きな声がとても怖く感じました。親に入門を勧められましたが 「イヤ・やらない」と答えていました。そんなある日、大平道場に福富先生が来られて、今度栃木道場に 遊びに来て下さいと誘われ、何となく足を運んでみたのがきっかけとなりました。先生は私のぎごちない動きを いつも褒めてくれるのです。何回か稽古に通う内に私の中で空手が楽しくなっていました。福富先生は、 試合に出て負けてもいつも「ドンマイ・よく頑張った」と褒めてくれました。
 そんな私に先生は型の試合の話をもってきて下さり、型の動きの意味を細かく丁寧に教えて下さいました。 「美月そんな動きじゃ駄目だ」何度も注意されました。先生の気持ちに応え、私も成果を出したいと頑張りました。 初めての型の試合は福島での団体戦で、なんと3位に、次の試合では個人戦で敢闘賞。私は少しずつ型に自信を持つことができ、 個人戦で2連勝中です。空手の型は奥が深く、動きの強弱が中々上手にできませんが、いつか福富先生と並んで 綺麗な型をやってみたいです。(笑)
 型で自信を持ち、組手の試合でも何回か入賞することができ、私は空手を始めて本当に良かったと思っています。 10人組手では、どうせやるならカッコ悪くても1人目から全力でやろうと頑張り、本当に1人目で疲れてしまいました。(笑) 4人目からは腕も上がらず思うように組手ができず苦戦しました。でも、周りから「ガンバレ・ガンバレ」の声をもらい、 自分を出し切って最後までいきました。10人目は福富先生でした。私の中でもう駄目、弱気な自分が出てきましたが、 福富先生が「美月頑張れ、最後まで諦めるな」と引ってくれたので、気持ちをしっかり持ち、大きな声を出し頑張る事ができました。
 最後に、茂木師範ありがとうございました。今度は黒帯締めて茂木師範と山道を走り込みます。(笑)押忍

吉澤 明香里

吉澤 明香里
新段位 初段
所属 栃木
昇段審査日 2011年2月27日(日) 
審査会場 栃木県
黒帯授与日 2011年4月



昇段レポート

 昇段審査を受けさせて頂きありがとうございました。また、10人組手の相手をして下さいました先生、 先輩、道場生の皆さん、本当にありがとうございました。
 極真空手を初めたのは小学2年生の時で、福田美月ちゃんのお母さんに声を掛けて頂いたのがきっかけでした。 最初は何をやっていいのか分からず、先生を見ながら、できる所まで見よう見まねでやっていました。 少し慣れてからは基本、移動稽古の立ち方、帯が上の方になると、型の稽古の一つ一つの意味、 コンビネーションや受け返しなどでは突き、蹴りの受け方、どこを意識して突いたり、蹴ったりすればいいのか など細かいところを教えて頂きました。6年間、組手や型の試合に出させて頂きましたが、なかなか勝つことが出来ず、 練習もつらく空手をやめたいと思ったことが何度かありました。でも、黒帯を取るぞ。という目標に向かって ここまで何とかやってこれました。
 昇段審査のお話をして頂いた時は10人組手のことを考え少し不安を感じました。道場では昇段審査に向けて 型中心の稽古をしてきましたが、審査当日、あまりの緊張で型を間違えてしまったことが残念に思います。 組手ではたくさんの声援に励まされ、最後までやりとげることが出来て本当に良かったです。 ここまで頑張ることが出来たのは稽古に付き合ってくださった先生、私を支えてくれた両親、一緒に稽古を している道場生のみなさんのおかげです。
 これからは、これまで稽古してきたことがむだにならない様、黒帯としての自覚を持ち、私が空手を初めた頃 お手本となって下さった先生方のように、私も後輩のお手本になれるように努力していきたいと思います。 そしてこれからも、声を出すこと、自分から進んでやる気持ちを忘れずに、今まで以上にがんばっていきたいと思います。

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